韓国のレストラン予約はどうする|キャッチテーブルとネイバー予約を日本の番号で使う方法

韓国のレストラン予約をイメージしたイラスト。予約席プレートのテーブル、スマホの予約カレンダー画面、パスポートを配置し「日本の番号でOK」のバナーを添えている。

行きたい店のインスタを開いたら、固定投稿に「예약제(予約制)」の4文字。翌日の枠を見にいったら、もう埋まっている——韓国旅行の下調べで、この壁にぶつかったことはありませんか。しかも予約画面まで進むと、たいてい「韓国の携帯電話番号」を求められる。ここで多くの人が心が折れます。

先に答えを置きます。日本の携帯番号とメールアドレスしか持っていなくても、韓国のレストラン予約は取れます。鍵になるのは2つ。キャッチテーブルはグローバル版アプリを入れること(公式に「韓国の電話番号不要」と明記されています・2026年8月確認時点)。そしてネイバー予約は2026年6月4日に導入されたパスポート認証で、韓国の番号も外国人登録証もなしに本人確認ができるようになったこと。この2つを知っているかどうかで、行ける店の数がまるごと変わります。

この記事でわかることは4つです。

  • 韓国のレストラン予約に使える5つの経路を、「日本の携帯番号で使えるか」で横並びにした早見表
  • キャッチテーブルの国内版とグローバル版の違い(同じ名前でも中身が別物)
  • 2025年12月に上限が決まった予約金(예약금)とキャンセル料の相場感と円換算
  • 満席だったときに次に何を試すかの一本道フロー
結論から

順番はこう。①キャッチテーブルの「グローバル版」を入れる ②そこで見つからない店はネイバー地図の予約タブを確認する。この2手で、日本の携帯番号しか持っていない旅行者が取れる予約のほとんどはカバーできます。

  • キャッチテーブルのグローバル版は韓国の電話番号が不要と公式に明記。メールアドレス登録+クレジットカードで完結し、日本語を含む20言語に対応(2026年8月確認時点)
  • ソウル市との提携により、全国8,000店以上が連携対象、うち英語対応済みは約1,500店(ソウル市公式・2026年8月確認時点)
  • ネイバーは2026年6月4日から「여권 인증(パスポート認証)」を導入。パスポートの真偽確認+顔認証で、韓国の携帯番号なしでも本人確認が可能に(ネイバー公式・2026年8月確認時点)
  • テーブリング(테이블링)は規約上、加入時の携帯番号と予約時の番号が一致しないと予約できないと定められており、日本人にはハードルが高い(公式利用規約・2026年8月確認時点)

アプリの入れ方や、そもそも渡韓前に何を入れておくべきかという全体像は「韓国レストラン予約アプリの全体像→韓国旅行で入れておきたいアプリまとめ」へ。この記事で扱うのは、「予約という1点を、どの経路で突破するか」だけです。


目次

韓国のレストラン予約は、5つの経路しかない

韓国のレストラン予約とは、店舗が採用している予約システムに、旅行者側が本人確認を通して枠を押さえる行為のこと。つまり難所は「店を探すこと」ではなく、本人確認をどう通すかにあります。ここを理解しておくと、次にどこを見ればいいかが一気にはっきりします。

旅行者が現実に取りうる経路は、大きく5つ。順に、キャッチテーブル/ネイバー予約/テーブリングなどのウェイティングアプリ/店への直接電話/滞在先ホテルのフロント・コンシェルジュです。この5つを「韓国の携帯番号が要るのか」という一本の軸で並べ直したのが、次の表になります。예약=予約

経路 韓国の携帯番号 日本の番号・メールで登録できるか 本人確認の方法 日本語対応 予約金の扱い
キャッチテーブル
グローバル版
不要(公式に明記) 可(メールアドレス+クレジットカード) 特別な認証なし。メール登録のみ 対応(20言語のひとつ) 店舗ごとに設定
キャッチテーブル
韓国国内版
公式に記載なし 編集部未確認 編集部未確認 非対応(掲載言語は韓国語のみ) 店舗ごとに設定
ネイバー予約
(ネイバー地図)
2026年6月からは不要 可(パスポート認証) 여권 인증(パスポート真偽確認+顔認証) 道案内などは日本語対応。店舗紹介・メニューはAI翻訳「パパゴ」で提供 店舗が任意で設定
テーブリング
(테이블링)
実質必須 編集部未確認(規約に外国人を排除する記載はない) 通常の携帯電話認証 非対応(掲載言語は韓国語のみ) 店舗ごとの設定
電話予約/
ホテルのフロント

(今回の調査範囲外・編集部未確認)

(出典: キャッチテーブル各アプリのApp Store公式掲載/ソウル特別市公式お知らせ/ネイバー公式プレスリリース/テーブリング公式利用規約。すべて2026年8月確認時点)

日本の携帯番号とメールアドレスだけで韓国のレストラン予約ができるかを3つに振り分けた図。そのまま使えるのはキャッチテーブルのグローバル版とネイバー予約、日本語では使えないのがキャッチテーブル韓国国内版とテーブリング、店への直接電話とホテルのフロントは編集部未確認としている。

この表の読みどころは、同じ「キャッチテーブル」でも2行に分かれているところ。ここを混同したまま韓国のApp Storeで見つけたアプリを入れると、韓国語だけの画面に迷い込みます。次のセクションで、この分岐をほどきます。

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ソウルイン編集部
正直に書くと、この表でいちばん時間がかかったのは「電話とホテルのフロント」の行を空欄のまま残す判断でした。ネットには断定的な説明があふれていますが、編集部が公式の一次情報で裏を取れなかったものを、それらしく埋めるのは違うと思っています。空欄は手抜きではなく、たぶんいちばん誠実な回答

キャッチテーブルは「グローバル版」を入れる

キャッチテーブル(캐치테이블)とは、韓国の株式会社ワッド(WAD)が運営するレストラン予約サービスのこと。ここで押さえておきたいのは、旅行者向けの別アプリが存在するという一点です。

App Storeの公式掲載を見ると、違いははっきりしています。韓国国内版「캐치테이블」の掲載言語は韓国語のみで、外国人向けの案内はありません。いっぽうグローバル版「CATCHTABLE: Book Restaurants」には「韓国の電話番号不要」と明記されており、既存のメールアドレスとクレジットカードがあれば登録でき、日本語を含む20言語に対応します(いずれも2026年8月確認時点)。캐치테이블=キャッチテーブル

  • 探すアプリ名は「CATCHTABLE: Book Restaurants」(開発元はWAD corp)
  • 登録に必要なのはメールアドレスとクレジットカード。韓国の携帯番号は不要と公式に明記(2026年8月確認時点)
  • App Storeの掲載情報では最終更新が2025年6月1日(v2.0.2)(2026年8月確認時点)
  • ハングル表記の「캐치테이블」だけの国内版は別アプリ。掲載言語は韓国語のみ

なぜ外国人でも予約できるようになったのか

この「メール登録だけでいい」という設計は、たまたまではありません。ソウル市は2024年3月11日の公式お知らせで、キャッチテーブルとの提携により韓国の携帯電話を持たない外国人もメール登録のみでソウルの飲食店を予約できると発表しています。連携対象は全国8,000店以上、うち英語対応済みの店舗は約1,500店(2026年8月確認時点)。報道によれば、英語サービスの提供自体は2023年3月に始まっていました。

つまり、旅行者を受け入れる導線が制度として用意されている状態。「外国人だから断られるのでは」という不安は、少なくともキャッチテーブルのグローバル版に関しては前提が違います

ひとつだけ現実的な注意を。海外発行クレジットカードでの決済がすべての店舗で問題なく通るかどうかは、公式に明記がなく編集部でも確認できていません。SNS上には決済エラーの体験談も見られますが、これは個人の投稿レベルの情報。カードを1枚しか登録していないと詰みやすいので、予備のカードを用意しておくと安心です。

日本の「CatchTable」とは別サービス

検索しているとcatchtable.jpという日本語サイトが出てきますが、これは韓国の店を予約するためのものではありません。運営元は同じワッド社の日本法人ですが、提供しているのは日本国内の飲食店向けの順番待ち・予約・集客サービス(公式サイト・2026年8月確認時点)。ここで会員登録しても、ソウルの人気店の枠は押さえられません。名前が同じなので、地味に引っかかりやすいポイントです。


ネイバー予約は2026年6月に「外国人でも通る」ようになった

ネイバー予約とは、韓国最大手ポータルのネイバーが提供する店舗予約機能のこと。ネイバー地図に登録された店舗(ネイバープレイス)の詳細画面から予約に進む形が主流です。キャッチテーブルに載っていない個人店が、ネイバーには載っている——これがこの経路を押さえておく最大の理由になります。

ただし長らく、ここには本人確認の壁がありました。従来、ネイバーで実名認証を通すには韓国の通信会社が発行した本人名義の携帯電話、またはアイピンが必要。短期滞在の旅行者には手が届かず、外国人登録証は発給まで約1か月かかると報じられていました。

その前提が変わったのが、2026年です。여권 인증=パスポート認証

  1. 2025年5月29日ごろ:ネイバー地図に登録された店舗で、外国人観光客の予約・注文・海外クレジットカード決済(ネイバーペイ連携)が可能に。店舗紹介文やメニューはAI翻訳「パパゴ」で提供されると報じられました
  2. 2026年6月4日:ネイバーが「여권 인증(パスポート認証)」を導入すると公式発表。海外発行パスポートを持つ外国人は、韓国の携帯番号や外国人登録証がなくても、パスポートの真偽確認+顔認証で本人確認ができるようになりました
  3. 2026年6月5日から:まずネイバー地図の店舗予約(病院・飲食店など)に適用。ネイバーペイやウェブトゥーンなどへ順次拡大予定と発表されています

(出典: ネイバー公式プレスリリース/韓国メディア報道。いずれも2026年8月確認時点)

地図としてのネイバーの日本語対応は、道案内・公共交通情報が英語・中国語・日本語の3言語に対応(ネイバー公式・2026年8月確認時点)。ただし予約フロー全体のUIが完全に日本語化されているかまでは、編集部で公式確認ができていません。日時選択や確認画面はハングルのまま進む場面がある前提で、翻訳アプリを開いておくのが現実的です。ネイバー地図そのものの使い方は「ネイバー地図の使い方ガイド」にまとめています。

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ソウルイン編集部
このパスポート認証、正直かなり大きい変化だと編集部は見ています。これまで「韓国の番号がないと無理」と書かれていた記事は山ほどありますが、その前提が2026年6月に公式に変わりました。古い情報を読んで諦めるのが、いま一番もったいないパターンかもしれません。

テーブリングなどのウェイティングアプリが難しい理由

ウェイティングアプリとは、店頭に並ばずスマホで順番待ちの列に入るためのサービスのこと。韓国では行列店の定番になっていますが、旅行者にとってはここが一番の難所です。理由は規約に書かれています。

テーブリング(테이블링)の公式利用規約には、外国人の加入を制限する記載こそありません。ただし第23条3項と第26条3項で、加入時に入力した携帯電話番号と、予約時に使用中の携帯電話番号が一致しない場合は予約不可または自動取消と定められています(2026年8月確認時点)。加えて第5条6項h号では、満14歳未満や事業者・法人名義での加入は拒否対象。App Storeの掲載言語も韓国語のみです。대기=待機(ウェイティング)

この「番号一致」条項が、事実上の壁になります。日本の番号で登録できたとしても、韓国滞在中にeSIMで韓国番号を使っていれば不一致になりうる。逆もまた同じ。禁止されているわけではないのに、仕組みの都合で通らない——これがテーブリングの現在地です。

「캐치테이블 웨이팅」というアプリを見つけました。これを入れればいいですか?
そのアプリは、App Storeの公式掲載を見るかぎり店舗スタッフ向けの待機列管理ツールです(「캐치테이블 매장용」と同系統・2026年8月確認時点)。旅行者が遠隔でウェイティング登録をする機能は、キャッチテーブル本体アプリまたはグローバル版アプリの側に用意されています。名前が似ているので入れ間違いが起きやすいところ。

店頭に置かれたタブレット端末での順番待ち受付も定番ですが、こちらは登録できても通知が届くかどうかが別問題。海外番号にSMSが飛ばないケースがある以上、登録したら「だいたい何分後に戻ればいいか」をその場でスタッフに聞いておくほうが確実です。番号を入れて安心して離れる、が一番危ない動き方かもしれません。


電話とホテルのフロントという、アプリ以外の2経路

電話予約とは、店舗に直接かけて口頭で枠を押さえる方法のこと。アプリに載っていない個人店や、当日キャンセルで空いた枠を拾うときには、いまも有効な手段です。

ただし、ここは正直に書きます。電話予約とホテルのフロント経由については、今回の調査で公式の一次情報を確認できていません。料金・可否・成功率といった数値を書けるだけの裏取りができていないため、この記事では「使える手段として存在する」という位置づけまでにとどめます。以下は編集部の整理であって、確認済みの事実ではありません。

  • 電話:韓国語での応対が前提になりやすい経路。翻訳アプリの音声機能を開いた状態でかける、宿のスタッフに横で聞いてもらうなどの助けを用意しておくと動きやすい
  • ホテルのフロント・コンシェルジュ:宿泊者向けのサービスとして相談を受けてくれる施設がある。可否・対応範囲は施設ごとに異なるため、予約前に宿へ直接問い合わせるのが確実
  • 有償の予約代行:旅行会社などが提供しているサービスも存在する。料金や対応範囲は各社の公式ページで確認を

依頼するときのコツも、ひとつだけ。「この店を予約して」ではなく「◯月◯日の19時前後、2名、この3店のどれかで」と幅を持たせて頼むほうが、動いてもらいやすいはず。頼まれた側からすると、1店指定で満席だった瞬間に打つ手がなくなってしまうので。예약하고 싶은데요=予約したいのですが


予約金(예약금)とキャンセル料は、いくらまで取られる?

予約金とは、ノーショー(無断キャンセル)を防ぐために店舗が事前に預かるお金のこと。キャッチテーブルでもネイバー予約でも、人気店ほど設定されている割合が高くなります。「取られたら怖い」と思っている人にこそ読んでほしいのが、ここです。

2025年12月18日、韓国の公正取引委員会が消費者紛争解決基準を改正すると発表しました。ポイントは違約金の上限が明記されたこと。オマカセやファインダイニングのように事前予約に応じて食材を準備する「予約基盤飲食店」は利用金額の40%以下、一般の飲食店は20%以下が上限とされています(政府公式・2026年8月確認時点)。예약금=予約金

店舗区分 違約金(予約金没収)の上限 事業者側の義務
予約基盤飲食店(オマカセ・コース料理など、事前に食材を仕込む店) 利用金額の40%以下 予約保証金・違約金額・還付基準を、ショートメッセージ等で事前に告知
一般飲食店 利用金額の20%以下 同上

(出典: 大韓民国政策ブリーフィング/2025年12月18日発表・2026年8月確認時点)

あわせて、違約金が預かった保証金より少ない場合は差額を返還する義務も定められました。つまり「全額没収が当たり前」ではない、というのが制度上の建て付けです。

編集部の円換算試算:予約金はいくらになるのか

数字は円に直さないと体感がつかめません。ウォン→円は財務省関税局の税関公示相場を使い、100ウォン=11.05円(適用期間2026年8月2日〜8月8日)で計算しました(2026年8月確認時点)。式は「ウォン額 × 0.1105 = 円」。以下は上限いっぱいまで取られた場合の編集部試算であり、店舗ごとの実額ではありません。

1人あたりの利用金額 一般飲食店の上限(20%) 予約基盤飲食店の上限(40%)
3万ウォン(約3,315円) 6,000ウォン(約663円) 1万2,000ウォン(約1,326円)
5万ウォン(約5,525円) 1万ウォン(約1,105円) 2万ウォン(約2,210円)
10万ウォン(約1万1,050円) 2万ウォン(約2,210円) 4万ウォン(約4,420円)
20万ウォン(約2万2,100円) 4万ウォン(約4,420円) 8万ウォン(約8,840円)

(編集部試算・税関公示相場100ウォン=11.05円で換算/2026年8月確認時点)

見え方が変わりませんか。カフェ寄りの店で5万ウォンのコースなら、上限まで取られても1,105円=ソウルのカフェでラテを2杯飲むくらい。いっぽう20万ウォンのオマカセを直前キャンセルすると8,840円=韓国コスメのクッションファンデ2個分が消えることもある。怖いのは「予約金がある」ことではなく、金額を確認せずに枠だけ押さえることです。

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ソウルイン編集部
ノーショーの被害統計も見てみました。外食業者向けの調査では回答者の65%が直近3年以内にノーショーを経験、発生店舗の平均で3年間に8.6回、1回あたりの平均損失は約44万3千ウォン(約4万8,950円・2026年8月確認時点)。予約金が広がっているのは、旅行者を締め出すためではなく、こういう背景があるから。そう思うと、キャンセルの連絡を入れる指が少し軽くなります。

キャッチテーブルやネイバー予約での具体的な返金日数・手数料率・店舗ごとの予約金額は、公式の一次情報で確認できませんでした。検索で出てくる「◯営業日で返金」「前日まで全額返金」といった数値は個人ブログ由来のものが多く、編集部としては採用していません。金額と還付条件は、予約画面に表示される内容がすべて。押す前にその一画面だけはスクリーンショットを撮っておくと安心です。


満席だったときの「次の一手」フロー

ここまでが手段の話。最後に、それらをどの順番で使うかを一本道にまとめます。個々のアプリを知っていても、詰まったときに手が止まるのは順番が決まっていないからです。만석=満席

順番 試すこと 使う条件 ダメだったら次へ
第1手 キャッチテーブル グローバル版で検索 メールアドレスとクレジットカードがあれば登録可(2026年8月確認時点) 店が載っていない/全枠満席なら第2手
第2手 ネイバー地図で店名を検索し、予約タブを確認 2026年6月からパスポート認証で本人確認が可能(2026年8月確認時点) 予約機能が無い店なら第3手
第3手 店へ直接電話(翻訳アプリを開いた状態で) 韓国語での応対が前提になりやすい 通じない/満席なら第4手
第4手 当日、開店前に店頭で順番待ち登録 通知が届かない可能性があるため、戻る時刻をその場で確認 待ち時間が現実的でないなら第5手
第5手 滞在先のフロントに相談する 対応可否は施設ごとに異なる(編集部未確認) 同ジャンルの近隣店に切り替える
韓国で予約が満席だったときの5手を上から順に示したフロー図。キャッチテーブルのグローバル版検索、ネイバー地図の予約タブ、店への直接電話、当日の店頭順番待ち、滞在先フロントへの相談の順に進み、第3手以降は編集部が一次情報を確認できていない経路として破線で区別している。

もうひとつ、渡韓前にやっておくと効くのが「同ジャンルの代替店を2つ決めておく」こと。第5手まで落ちた時点で、第一希望を諦める判断はもう済んでいます。そこから店をゼロベースで探し始めると、空腹の街なかでスマホと格闘する時間が生まれてしまう。エリアごとの店選びは「明洞のグルメガイド」あたりが下敷きになります。

第1手と第2手、どちらを先にすべきか迷います
迷ったらキャッチテーブルのグローバル版が先。理由は単純で、本人確認の手数がいちばん少ないからです。メールアドレス登録だけで済み、日本語UIも用意されています(2026年8月確認時点)。ネイバーはパスポート認証という一手間が入るぶん、キャッチテーブルで見つからなかった店を拾いにいく役割に置くのが効率的。

この方法が当てはまらないケース

正直に線を引いておきます。ここまでの手順でうまくいかない場面も、確実にあります。미리 예약=事前予約

  • クレジットカードを持っていない:キャッチテーブルのグローバル版は登録にクレジットカードが必要とされています(2026年8月確認時点)。カードなしの前提では、この経路そのものが使えません
  • パスポートを持ち歩いていない/手元にない:ネイバーのパスポート認証は、パスポートの真偽確認と顔認証で成立する仕組み。手元に無い状態では通せません
  • ハングルのみの個人店を狙っている:予約システムを導入していない店は、そもそも表に載りません。この場合は当日並ぶか、宿に相談するかの二択になります
  • 渡韓が明日:人気店の枠は事前に埋まっていることが多く、直前に取れる保証はどこにもありません。この記事のフローは「行きたい店が決まったら早めに動く」ことが前提です

それから、ひとつ根本的な話を。予約が取れないこと自体は、旅の失敗ではありません。枠が埋まっている店は、それだけ通っている人がいる店。次の渡韓の第一希望が決まったと考えるほうが、たぶん健全です。


よくある質問

キャッチテーブルは韓国の電話番号がなくても使えますか?
グローバル版アプリ「CATCHTABLE: Book Restaurants」であれば、App Storeの公式掲載に「韓国の電話番号不要」と明記されています。既存のメールアドレスとクレジットカードで登録でき、日本語を含む20言語に対応(2026年8月確認時点)。いっぽうハングル表記の韓国国内版アプリは掲載言語が韓国語のみで、外国人向けの導線は記載されていません。入れるアプリを間違えないことが最大のポイントです。
ネイバー予約は日本人でも本人確認を通せますか?
通せます。ネイバーは2026年6月4日に「여권 인증(パスポート認証)」を導入すると公式発表し、海外発行パスポートを持つ外国人は韓国の携帯番号や外国人登録証がなくても、パスポートの真偽確認と顔認証で本人確認ができるようになりました。6月5日からまずネイバー地図の店舗予約に適用されています(2026年8月確認時点)。それ以前の記事には「韓国の番号が必須」と書かれているものが多いため、情報の日付を確認してください。
テーブリング(Tabling)は外国人でも使えますか?
公式利用規約に外国人の加入を制限する記載はありません。ただし第23条3項・第26条3項で「加入時に入力した携帯電話番号と、予約時に使用中の携帯電話番号が一致しない場合は予約不可または自動取消」と定められており、これが事実上の壁になります(2026年8月確認時点)。App Storeの掲載言語も韓国語のみ。日本の携帯番号で登録できるかどうかまでは編集部で確認できていないため、テーブリング前提の店は当日並ぶ想定で組んでおくのが現実的です。
予約金(デポジット)はいくらくらいで、キャンセルすると全額取られますか?
韓国の公正取引委員会は2025年12月18日、消費者紛争解決基準の改正を発表し、違約金の上限を予約基盤飲食店(オマカセ等)は利用金額の40%以下、一般飲食店は20%以下としました。あわせて、違約金が預かった保証金より少ない場合は差額の返還義務も定められています(2026年8月確認時点)。つまり制度上は全額没収が当然ではありません。ただし個別店舗の金額・返金日数は公式の一次情報で確認できないため、予約画面に表示される還付基準をその場で確認してください。
店頭のタブレットで順番待ち登録をしたのに、通知が来ません
海外の携帯番号を入力した場合、ショートメッセージが届かないことがあります。編集部としておすすめしたいのは、登録した直後に「何分後に戻ればいいか」をスタッフへ口頭で確認しておくこと。通知に頼らず時間で管理すれば、この問題はほぼ回避できます。番号を入れて安心して遠くまで離れる動き方が、いちばんリスクが高い形です。
人気店が満席で予約が取れないときはどうすればいいですか?
この記事の第1手〜第5手を順に落としていくのが基本です。キャッチテーブル グローバル版 → ネイバー地図の予約タブ → 店へ直接電話 → 当日の店頭順番待ち → 滞在先フロントへ相談の順。第3手以降は編集部が公式の一次情報を確認できていない経路のため、成否は状況によります。あわせて、同ジャンルの代替店を2つ決めておくと、詰まった瞬間の切り替えがスムーズになります。

まとめ:今日やることは1つだけ

渡韓前の今日やることは、App Storeで「CATCHTABLE: Book Restaurants」を入れて、メールアドレスで会員登録まで済ませておく。これだけで十分です。予約を取るのは店を決めてからでいいので、まず「取れる状態」を作っておく。

現地で思い出すのは、3ステップ。

  • まずキャッチテーブル グローバル版:韓国の電話番号は不要。日本語で検索して予約まで完結(2026年8月確認時点)
  • 載っていない店はネイバー地図:パスポート認証で本人確認を通す。翻訳アプリを開いた状態で進む(2026年8月確認時点)
  • 予約金は押す前に金額と還付基準を確認:上限は一般飲食店20%・予約基盤飲食店40%(2026年8月確認時点)。画面をスクリーンショットで残す

予約という一点だけ突破できれば、韓国旅行の食事はいきなり自由になります。行列に並ぶ時間を、あと1軒まわる時間に変えられるのがいちばんの収穫かも。はじめての渡韓なら「韓国旅行はじめてガイド」とあわせて、準備の順番を組み立ててみてください。

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ソウルイン編集部
調べていていちばん驚いたのは、ソウル市が自治体としてキャッチテーブルと組んでまで外国人の予約導線を作っていたこと。「入れてもらえないのでは」と遠慮していたのは、こちら側だけだったのかもしれません。次の渡韓、気になっていたあの店の予約画面をとりあえず開いてみるところから。

参考・出典

※アプリの仕様・制度・為替レートは変更されることがあります。渡韓前に各公式サイトで最新の内容をご確認ください。予約金の還付条件は店舗ごとに異なるため、予約画面の表示を優先してください。

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