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明洞、選択肢が多すぎて逆に何を食べればいいか分からなくなりますよね。私も初めての渡韓のとき、メインストリートを端から端まで2往復して、結局トッポッキだけ食べて帰りました。あれはあれで美味しかったけど、正直もったいなかった。
明洞グルメは「店を探す」よりジャンルを先に決めてから歩くほうが圧倒的に外しません。屋台(食べ歩き)/カルグクス横丁/肉系/カフェ・スイーツ/朝ごはん——この5つのうち、今日の自分がどれを食べたいかを決める。それだけで明洞は急に分かりやすい街になります。そしてもう一つ、屋台に行くなら現金を多めに。理由は本文で詳しく。
↓ 食べ歩き用の現金をどこで作るか、から見たい人はこちら(当サイトの両替まとめ記事へ移動します)
明洞の両替スポットを先に確認する空港・市内・WOWPASSの使い分けまず、明洞グルメの全体地図をジャンルで描く

明洞のいいところは、狭いエリアに全ジャンルが詰まっていること。裏を返すと、通りを歩いているだけでは「何がどこにあるのか」が頭に入ってこない。だから先に地図をジャンルで割ってしまいます。
| ジャンル | 代表的なもの | だいたいの予算 | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| 屋台(食べ歩き) | トッポッキ、オデン、タンフル、ケランパン、クァベギ | 1品 4,000〜8,000ウォン(約440〜870円) | 夕方以降にふらっと。少しずついろいろ食べたい人 |
| カルグクス横丁 | 手打ちうどん風の麺、マンドゥ | 1食 8,000〜13,000ウォン(約870〜1,420円) | 温かい汁物で一息つきたい人。実は明洞の外(後述) |
| 肉系 | サムギョプサル、韓牛、焼肉ビュッフェ | 1人 20,000ウォン〜(約2,180円〜) | 2人以上、しっかり夕食を取りたい人 |
| カフェ・スイーツ | エッグタルト、抹茶ドリンク、映え系デザート | 1品 5,000〜10,000ウォン(約550〜1,090円) | 買い物の合間に休憩したい人 |
| 朝ごはん | コムタン、ソルロンタン、粥 | 1食 10,000〜15,000ウォン(約1,090〜1,640円) | 早起きした人、前夜に飲みすぎた人 |
※為替は2026年8月確認の目安レート(100円≒916ウォン)で換算しています。日々動くので、円換算はあくまで「感覚をつかむため」の数字として見てください。
ちなみに、明洞に着く前の段階でつまずく人も多いエリアです。空港からのアクセスは金浦空港から明洞への行き方と仁川空港から明洞への行き方にまとめてあるので、初日の動線が固まっていない人はそちらから。
【屋台】明洞の食べ歩きは、相場を知ってから歩くと10倍ラク
노점 (ノジョム/路上の屋台)——明洞の夜といえばこれ。中区の推計(2025年時点で報じられた数字)では明洞エリアの屋台はおよそ350店。通りの両側にずらっと並ぶ光景は、それだけで旅のテンションが上がります。
定番メニューと、財布に入れておく金額の目安
韓国メディアの調査(データイリアン、2024年1月)で示されていた明洞屋台の価格帯は、だいたいこんな感じでした。
- 定番の軽いもの(トッポッキ、オデン、ケランパン、クァベギなど)…4,000〜8,000ウォン(約440〜870円)が中心
- ムクゲチキン(無骨鶏足)、イカ焼き、キムチ巻き豚肉…各10,000ウォン(約1,090円)前後
- ステーキ串…15,000ウォン(約1,640円)前後
- ロブスター焼き…20,000ウォン(約2,180円)前後
つまり「軽いものを3〜4品つまむなら20,000ウォン(約2,180円)前後」が現実的な着地点。ソウルのカフェのラテがだいたい5,000ウォン前後なので、屋台1品=コーヒー1杯分と思っておくと感覚がつかみやすいです。逆に、ロブスターやステーキ串まで手を出すと一気に跳ね上がる。ここは完全に好みの問題なので、事前に「今日は◯ウォンまで」と決めておくと後悔しません。
2026年の屋台事情、正直なところ
明洞の屋台は入れ替わりが激しいエリアです。2025年8月には中区の特別点検で、無許可営業や名義貸しなど45件が行政処分、136件が現場指導を受けたと韓国メディアが報じています(다음뉴스、2025年8月1日)。「去年あった屋台が今年はない」は普通に起こるので、特定の屋台を目当てに行くより、その日出ている店から選ぶつもりで行くのがおすすめ。
現金?カード?——明洞屋台の支払い事情は、ここが一番の落とし穴

これ、日本語のガイド記事だと「最近はカードも使えます」で終わっていることが多いんですが、実態はもう少し込み入っています。
韓国の経済誌『더스쿠프』が2024年6月に報じたところによると、明洞の路上屋台250店のうち、カード決済端末を設置していたのは118店(47.2%)。事業者登録済みは183店。中区は「上半期中に導入率100%」を目標に掲げていましたが、達成の可否は公表されていません。
さらに気をつけたいのが価格。同じく韓国メディアの報道では、専門店なら3,000ウォン(約330円)前後のタンフルが屋台では5,000ウォン(約550円)だったり、調査した品目の多くが相場より15〜40%高かったりという指摘がありました。カード払いを断られた外国人観光客が、その場で銀行送金を求められたという事例も報じられています(다음뉴스 2023年8月/데일리안 2024年1月)。
屋台で気持ちよく食べるための手順を、トラブルになりやすい順に並べておきます。
- 値段を先に確認する
表示がない屋台では、注文前に「얼마예요?(オルマエヨ/いくらですか)」の一言を。これだけで揉める確率がぐっと下がります。 - カードが使えるか聞く
「카드 되나요?(カドゥ トェナヨ)」。端末が見当たらない店では先に確認を。ダメなら現金に切り替えるだけです。 - 細かいお札を用意しておく
1,000ウォン札と5,000ウォン札を多めに。50,000ウォン札を出すとお釣りでもたつくことがあります。 - 送金や個人口座への振込は断る
カードが使えない場合の支払いは現金のみ。銀行送金を求められたら、その屋台は見送って構いません。
現金の作り方については、明洞の両替おすすめまとめで市内両替所と空港の使い分けを整理しています。カードと現金のバランスで迷っている人は、WOWPASSとT-moneyどっちを使うべきかもあわせてどうぞ。屋台で現金、店舗でWOWPASS、という組み合わせが今のところ一番ストレスがないと感じています。
【カルグクス横丁】実は明洞じゃない、という話
「明洞のカルグクス横丁に行きたい」——これ、けっこう多くの人が持っている勘違いです。私も最初、明洞のど真ん中を1時間ぐるぐる探しました。
カルグクス横丁があるのは、明洞ではなく南大門市場です。地下鉄4号線・会賢(フェヒョン)駅の5番出口を出てすぐ。明洞駅から一駅、歩いても10分ちょっとの距離なので「明洞エリア」と言えなくもないんですが、明洞のメインストリートを探しても永遠に見つかりません。
この横丁のルーツは朝鮮戦争後。米軍の余剰食材を使った屋台が始まりとされていて、今も細い路地に麺の店がぎゅっと並んでいます。칼국수 골목 (カルグクス コルモッ/カルグクス横丁)
とはいえ「今日は明洞から動きたくない」という日もありますよね。その場合の選択肢が明洞餃子(명동교자)。カルグクスとマンドゥで知られる店で、韓国のグルメサイトの2026年8月時点の掲載情報では、칼국수12,000ウォン(約1,310円)、만두13,000ウォン(約1,420円)、비빔국수12,000ウォン、콩국수13,000ウォン。本店は中区明洞10ギル29、新館もオープンしています。
カルグクスそのものをもっと掘りたくなった人へ。味の特徴や東京・ソウルの名店、家で作るときのレシピまではカルグクスとは?味・名店・レシピの解説記事にまとめています。南大門に行く前に読んでおくと、注文が3倍楽しくなるはず。
【肉系】一人でも団体でも、明洞は逃げ道が多い
明洞は肉の選択肢が広いエリアです。韓国のグルメサイトの集計では、サムギョプサルの육통령や다올숯불구이、두껍삼、韓牛を扱う왕페이하우스(明洞に複数店舗)、焼肉ビュッフェの홍바といったあたりが代表例として名前が挙がります。
ただし、ここは正直に書きます。これらは口コミ集計サイトのデータが情報源で、個別の店が2026年8月現在も営業しているかまでは確認できていません。明洞は入れ替わりの早いエリアなので、「こういうタイプの店がある」という地図として受け取ってください。
- 行く前に店名で検索し、公式SNSの最新投稿日を見る(1か月以内なら営業中の可能性が高い)
- 週末の夜は予約が必要な店もある。人数が多いなら宿から電話を頼むのも手
- 一人焼肉に対応しているかは店による。カウンター席の有無を写真で確認しておく
- ビュッフェ形式は制限時間つきが多い。買い物の予定と時間が競合しないか逆算する
予算の目安
サムギョプサルなら1人前15,000〜20,000ウォン(約1,640〜2,180円)前後、韓牛はそこから倍以上を見ておくと安心。2人でお酒も入れると1人あたり30,000ウォン(約3,270円)を超えることも珍しくありません。コスメを1つ我慢するか、肉を食べるか——毎回この葛藤です。
【カフェ・スイーツ】買い物の合間の避難所として優秀

明洞は歩き疲れます。しかも荷物が増える。だからカフェは「行きたい場所」というより「必要な避難所」だと思っておくといい。
韓国のグルメサイトで映えスポットとして紹介されているのは、파인즈(Pines)、케이코쇼텐(カレーとカフェの併設)、抹茶ミルクティーの맷차など。エッグタルト派なら、明洞聖堂のそばにある르빵(Le Pain)が香港式のタルトで知られています。
その「エリアを変えたほうがいい」の具体的な行き先も置いておきます。エッグタルトを本気で食べ比べたい人は韓国エッグタルトの店舗比較へ。聖水・延南洞まで足を伸ばす価値があります。話題のスイーツを追いかけたい人は聖水の最新スイーツまとめ、タオルケーキ、ヨアボ(ヨーグルトアイスボウル)あたりが2026年の主戦場。ドバイチョコが気になっている人はソウルで買えるドバイチョコの店とドバイチョコの基礎ガイド、帰国後も食べたくなったらドバイもちのお取り寄せをどうぞ。
【朝ごはん】早起きした日の明洞は、実はいちばん気持ちいい
屋台が並ぶ前の明洞は、驚くほど静かです。この時間に温かい汁物を1杯——これが個人的には明洞のベストな過ごし方かもしれない。
韓国のグルメサイトのビッグデータ集計では、コムタン専門の하동관(月〜土7:00〜16:00、日曜定休として掲載)や、チェーンのソルロンタン店신선설농탕などが明洞エリアの朝食で上位に挙がっています。
なお、日本語の旅行メディアでは「明洞駅8番出口徒歩2分の粥専門店が朝7時から混雑、日本語メニューあり」といった紹介も見かけます。ただし当編集部では韓国語ソースでの裏取りができなかったため、ここでは伝聞として置いておきます。行ってみる場合は店頭での確認を前提に。
朝ごはんを予定に組むメリット
混雑がほぼない/観光地の開場時間まで時間をつぶせる/前夜の飲みすぎがリセットされる。逆にデメリットは、早起きが必要なことだけ。1泊2日の弾丸なら、朝の1食を確保するだけで旅の密度が変わります。
明洞グルメを気持ちよく回るための、現金シミュレーション
結局いくら持っていけばいいのか。ここまでの相場をもとに、1日ぶんを組んでみます。
| プラン | 内訳 | 現金の目安 |
|---|---|---|
| 屋台を軽くつまむ夜 | 4,000〜8,000ウォンを3品+ドリンク | 25,000ウォン(約2,730円) |
| 屋台+カフェ休憩 | 屋台3品+カフェ1杯 | 32,000ウォン(約3,490円) |
| 朝ごはん+屋台+カルグクス | コムタン+屋台3品+明洞餃子 | 50,000ウォン(約5,460円) |
| 肉をしっかり食べる日 | サムギョプサル+お酒+屋台少々 | 60,000ウォン(約6,550円) |
肉系やカフェはカードが使える店がほとんどなので、現金は「屋台ぶん」だけ確保できていれば十分。上の表でいうと、1日25,000〜30,000ウォン(約2,730〜3,270円)を現金で持ち、残りはカードやWOWPASSで回すのが今のところ一番ラクな組み立てです。
↓ その現金をどこで作るのが得なのか、レートの見方まで解説しています(当サイトの記事へ移動します)
明洞の両替スポットを比較して見る空港・市内・WOWPASSの使い分け移動やネット環境も食べ歩きの快適さに直結します。地下鉄で店をハシゴするなら韓国の地下鉄アプリ、店の検索や地図を使い倒すならeSIMの比較を先に済ませておくと当日が静かです。荷物まわりは韓国旅行の持ち物リストとスーツケース選び、モバイルバッテリーの機内ルールを。食べ過ぎたお腹が心配な人は海外旅行保険もチェックしておくと安心です。
明洞グルメのよくある質問
まとめ|明洞は「ジャンルを決めてから歩く」だけで変わる

- 5ジャンルから今日の1つを選ぶ——屋台/カルグクス横丁/肉系/カフェ・スイーツ/朝ごはん。店探しより先にこれ
- 屋台用の現金を分けて持つ——カード導入は進行中だが全店ではない。1日25,000〜30,000ウォン(約2,730〜3,270円)が目安
- カルグクス横丁は南大門——会賢駅5番出口。明洞で完結させたいなら明洞餃子という選択肢
- 個別店は必ず直前確認——価格・営業時間・定休日は変動します。公式SNSや店頭表示でのチェックを
明洞は、行くたびに顔が変わる街です。だからこそ「絶対にこの店」と決め込むより、ジャンルと予算だけ決めて、あとはその日の通りに任せる。私はこの回り方に落ち着いてから、明洞がずいぶん好きになりました。
↓ 出発前の準備で一番差が出るのが両替です(当サイトの記事へ移動します)
明洞の両替おすすめを読む屋台用の現金をムダなく作る本記事の価格・営業情報は2026年8月時点で確認できた公開情報にもとづきます。店舗情報および為替は変動しますので、訪問前に公式情報でのご確認をお願いします。
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