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明洞でお土産の食品をまとめ買いしようと思ったら、地図アプリで「マート」と検索しても大きなスーパーが出てこなくて戸惑った――そんな経験はないでしょうか。コスメや雑貨は明洞の通り沿いにいくらでも店がありますが、キムチやのり、お菓子、調味料をまとめて買おうとすると、意外と「どこに行けばいいのか」が分かりにくいエリアでもあります。この記事では、明洞から食品のまとめ買いに向かう場合の現実的な選択肢を、最寄りの大型マートへの行き方から、百貨店の食品館、コンビニ、南大門市場まで、公式情報にもとづいて整理します。持ち帰れない食品や液体のルールも合わせて確認しておきましょう。
明洞の中に大型マート(いわゆるスーパー)の店舗はありません。本格的にまとめ買いをしたいなら、地下鉄4号線で明洞駅から1〜2駅、徒歩なら10〜15分ほどの「ロッテマート ソウル駅店」が最寄りです。ただし大型マートには法律にもとづく月2回の義務休業日があるため、訪問日によっては閉まっている可能性があります。少量のばらまき土産ならコンビニ、贈答用の見栄えを重視するなら百貨店の食品館、雰囲気も楽しみたいなら徒歩圏の南大門市場、という使い分けが現実的です。
結論から――明洞でお土産の食品をまとめ買いするなら
明洞のお土産というとコスメや雑貨のイメージが強いかもしれませんが、キムチやのり、韓国海苔スナック、インスタント麺、伝統茶、調味料といった食品も定番のお土産です。ただ、雑貨と違って食品のまとめ買いは「どの店で」「何を」「どれくらいの量」買うかによって向く場所がかなり変わります。少量を色々な人に配る「ばらまき土産」であればコンビニで十分ですし、実家用にまとまった量を買うなら大型マートや百貨店の食品館のほうが品揃えの面で有利です。
公式の観光情報や各店舗の立地情報を確認した範囲では、明洞エリア(明洞駅から明洞ギル一帯)の中に大型マートの店舗はありません。まとめ買いの本命になるのは、徒歩10〜15分または地下鉄で1〜2駅の「ロッテマート ソウル駅店」です。もう少し近い範囲で選ぶなら、明洞エリアに隣接するロッテ百貨店本店・新世界百貨店本店の地下食品館、あるいは徒歩9〜11分の南大門市場も有力な選択肢になります。韓国土産全体の選び方を先に押さえておきたい人は、韓国で何を買って帰るかを整理した記事も参考にしてください。この記事では、そのなかでも「食品をまとめ買いする場所」に絞って掘り下げます。

明洞の「中」に大型スーパーはあるか
結論から言うと、明洞駅を中心とした明洞エリアそのものの中には、ロッテマート・イーマート・ホームプラスといった大型マートの店舗は確認できませんでした。明洞は百貨店・コスメショップ・飲食店が密集する商業エリアで、食品を扱う店としてはコンビニと、路面のスナック・菓子を扱う小規模店が中心になっています。「明洞のマート」で検索すると近隣エリアの店舗がヒットすることが多いのは、このためです。
明洞エリア自体の歩き方や、どこからどこまでが「明洞」と呼ばれる範囲なのかをまず押さえておきたい人は、明洞エリア全体をまとめた記事で街の構成を確認しておくと、この先の移動の距離感がつかみやすくなります。明洞は南北に細長く、南側はロッテ百貨店本店・南大門市場の方向、北側は乙支路・スタバ通りの方向へつながっています。食品のまとめ買いを考えるなら、意識しておきたいのはこの南側の動線。
「スーパーが無いなら諦めるしかないのか」というとそうではなく、明洞から少し足を延ばせば選択肢は複数あります。次の項からは、それぞれの店の特徴と、明洞からの実際の距離・行き方を順番に見ていきます。まとめ買いの量が多くなるほど、移動の手間をかけてでも大型マートや百貨店の食品館に向く食品が増えてくる、という前提で読み進めてみてください。
- 明洞エリアの中に大型マートの店舗は無い
- 食品の買い場は「コンビニ(明洞内)」「百貨店の食品館(隣接)」「大型マート(徒歩10分超)」「南大門市場(徒歩9分前後)」の4択になる
- まとめ買いの量が多いほど、移動してでも大型マート・百貨店に向く
最寄りの大型マートと行き方――ロッテマート ソウル駅店
明洞から向かえる大型マートとして最も現実的なのは「ロッテマート ゼッタプレックス ソウル駅店」です。住所はソウル特別市中区青坡路426(地番では鳳莱洞2街122)で、ソウル駅(地下鉄1号線・KTX)の1番出口から徒歩2〜3分という立地にあります。明洞駅からは地下鉄4号線で1〜2駅、乗車時間の目安は3分前後ですが、乗り換えや駅構内の移動時間を含めると、徒歩で向かう場合と同程度の10〜15分はかかると見ておいたほうが現実的です。
営業時間は非公式の店舗情報サイト2件で確認した範囲では10:00〜24:00となっていますが、公式サイトへの直接アクセスができなかったため、この時間は参考値として扱ってください。訪問前には、ロッテマートの公式アプリや電話(店舗代表番号)で最新の営業時間を確認しておくのが確実です。ソウル駅は交通の結節点でもあるため、空港からの移動や、ソウルの他エリアへ向かう前後に立ち寄る動線とも相性がよい立地です。
まとめ買いした食品を持って明洞のホテルまで戻ることを考えると、荷物の重さも計算に入れておく必要があります。調味料やインスタント麺をまとめて買うとスーツケース以上に重くなることがあるため、いったん荷物を置きに戻れる距離のホテルに泊まっていると身軽に動けます。明洞のホテル選びをまだ決めていない人は、明洞のホテル選びをまとめた記事で、買い物動線を軸にした絞り込み方を確認しておくと、大型マートに寄るかどうかの判断もしやすくなります。
大型マートの義務休業日に注意
韓国の大型マートには、流通産業発展法にもとづく「義務休業日」という制度があります。大型マートや企業型スーパー(SSM)は、地方自治体が指定する月2回の休業日を守る義務があり、この日は原則として営業していません。かつては公休日(日曜など)に休業日を設定する自治体が多かったのですが、現在は自治体の裁量で、公休日ではなく平日を休業日に指定しているケースも増えています。
ロッテマート ソウル駅店の義務休業日について、今回参照した非公式の店舗情報サイトでは曜日の記載が一致しませんでした。ある集計サイトでは「毎月10日前後・24日前後の木曜」、別の集計サイトでは「毎月第2・第4水曜」と案内されており、どちらが正しいか、あるいは月によって変わるのかを一次情報で確定できませんでした。知らずに訪れると閉まっている可能性があるため、訪問前に必ずロッテマートの公式サイトまたはアプリ、店舗への電話で、その月の義務休業日を確認してください。
義務休業日は「大型マート全体の制度」であって、コンビニや百貨店の食品館には適用されません。つまり、大型マートが休みの日でも、コンビニや百貨店の食品館であれば通常どおり営業していることがほとんどです。旅程の最終日に「マートで買い足そう」と決めていた場合は、その日が義務休業日に当たっていないかを事前に確認し、当たっていた場合は百貨店の食品館か南大門市場に切り替える、という代替プランを用意しておくと安心です。義務休業日の制度そのものや、全国的な傾向をもう少し詳しく知りたい人は、韓国の大型マートの休業日をまとめた記事に制度の背景や他エリアの店舗情報も整理されています。
- 大型マートは月2回、法律にもとづく義務休業日がある
- 曜日・日付は店舗や自治体によって異なり、情報源によって記載が食い違うこともある
- 訪問前に公式サイト・アプリ・電話で必ず確認する
- 義務休業日でもコンビニ・百貨店の食品館は通常営業していることが多い
百貨店の食品館・南大門市場という選択肢
大型マートまで足を延ばすのが面倒な場合、明洞エリアに隣接する百貨店の食品館も有力な選択肢です。ロッテ百貨店本店は明洞エリアの南端、乙支路入口駅側に立地しており、地下1階に食品館があります。新世界百貨店本店は地下鉄4号線・会賢(フェヒョン)駅から徒歩3分、明洞駅からは徒歩5〜10分程度で、こちらも食品館は地下1階です。公式サイトの案内によると、新世界百貨店本店の通常営業時間は10:30〜20:00、金〜日曜など延長営業の日は10:30〜20:30で、食堂街・食品館を含むフロアは11:00〜21:30(ラストオーダーは閉店30分前)となっています。
百貨店の食品館は、大型マートほどの安さや量の多さはありませんが、贈答用の個包装菓子や、見た目の整った韓国伝統茶のセットなど、ばらまき土産よりワンランク上の贈り物を探すのに向いています。どちらの百貨店も外国人観光客向けの免税カウンターを備えているため、まとめ買いで金額がまとまった場合は、その場で還付を受けられる可能性があります。即時還付の条件や上限額については、即時還付の仕組みをまとめた記事で詳しく確認できます。
もう一つの選択肢が、明洞から徒歩9〜11分、地下鉄4号線・会賢駅が最寄りの南大門市場です。市場の一角には「갈치조림(カルチジョリム=太刀魚の甘辛煮)横丁」と呼ばれる一角があり、太刀魚やサバの甘辛煮を出す店が集まっています。そのほか、キムチ、豚足(チョッパル)、乾物(干物・海苔・貝柱など)を扱う「먹자골목(食べ物横丁)」もあり、食品土産という観点では明洞周辺で最も品数の幅が広いエリアのひとつです。ただし店舗ごとの営業時間・定休日はまちまちで、今回の調査では市場全体としての統一的な営業時間・定休日までは確認できませんでした。南大門市場での食べ歩き・買い物をもっと詳しく知りたい人は、南大門市場の食べ歩きをまとめた記事を参考にしてください。
コンビニでのまとめ買いは向くか
明洞の通り沿いにはCU・GS25の店舗が数多くあり、emart24は相対的に店舗数が少なめです。業界の報道によると、CUの外国人客の売上は前年比で101.2%、GS25は74.2%増加しており、2025年上半期だけで外国人観光客の決済件数は約1,300万件にのぼるとされています。外食やカフェより編集部の整理としても「コンビニで気軽に買う」文化が観光客の間に定着してきているようです。
GS25は仁川空港や明洞の一部店舗に「K-CVS(コンビニ)ガイドブック」を設置し、K-フード専用の棚を強化しているほか、一部店舗では15カ国通貨に対応した両替キオスクを設置していると報じられています。外国人観光客に人気の商品としては、ナッツスナックのHBAF、しそのりや식혜(シッケ=米の甘い発酵飲料)、バナナ牛乳、パウチ入りコーヒーなどが挙げられます。emart24は外国人向けの専用施策こそCU・GS25ほど進んでいませんが、相対的に店内が空いていて、落ち着いて商品を選べるという声もあります。
コンビニでのまとめ買いに向くのは、個包装のスナック菓子・のり・インスタント麺・パウチコーヒーといった、軽くてかさばらないアイテムです。逆に、大容量のキムチや調味料、生鮮食品、まとめ買い割引を狙った買い方には向きません。品揃えも店舗の広さによって差があるため、「これを探している」という目的がはっきりしている場合は、事前に大きめの店舗(明洞の大通り沿いにある旗艦店タイプ)を選んで入るのがおすすめです。편의점(ピョニジョム・コンビニ)という単語を覚えておくと、地図アプリで検索するときにも役立ちます。
- コンビニは軽量・個包装のばらまき土産に向く
- 大容量・生鮮・まとめ買い割引を狙う買い方には向かない
- CU・GS25は外国人向けの棚・サービスが充実してきている
- emart24は店舗数が少なめだが空いていることが多い
何を買って帰るか――定番の食品カテゴリ
明洞まわりで買える食品土産のカテゴリを大きく分けると、①のり・スナック菓子などの軽量系、②インスタント麺・調味料などの重量系、③伝統茶・はちみつゆず茶などの飲料系、④キムチ・惣菜などの要冷蔵・要注意系、の4つに整理できます。①は基本的にコンビニでも百貨店でも手に入りますが、②③のようにまとまった量を買う場合は、大型マートや百貨店の食品館のほうが品揃えの面で有利です。
④のキムチや韓国惣菜については、現地で作りたてを楽しむのと、日本に持ち帰って楽しむのとでは、選ぶべき手段が変わってきます。韓国のナムル・チャプチェ(잡채)・参鶏湯(삼계탕)といった惣菜は、現地の店で食べる分にはまったく問題ありませんが、持ち帰るとなると次の項で説明する検疫・液体のルールが関わってきます。持ち帰りにこだわらず「日本にいながら韓国の味を楽しみたい」という場合は、通販で同じような惣菜を取り寄せるという選択肢もあります。日本から探せる食品・ドラッグストアのカテゴリには韓国系の食品を扱う出品も多く、荷物を増やさずに味を楽しみたいときの候補になります。
ナッコプセ(낙곱새)やカンジャンケジャン(간장게장)、チャプチェのような惣菜をお店の作りたてに近い状態で自宅に届けたい場合は、韓国惣菜の通販サービスも選択肢になります。本格韓国料理ならbibim’!では、チャプチェや参鶏湯といった定番の韓国料理を扱っており、現地で気に入った味を帰国後にもう一度楽しみたいときに使いやすいサービスです。コンビニ決済・代金引換は対象外の場合があるため、利用する際は支払い方法を事前に確認してください。
- 軽量系(のり・スナック)はコンビニでも十分
- 重量系(インスタント麺・調味料)はまとめ買いなら大型マート・百貨店が有利
- キムチ・惣菜は持ち帰りのハードルが高いので、通販の活用も選択肢に
持ち帰れない物・液体の規則
食品のまとめ買いで一番気をつけたいのが、日本に持ち帰れない品目です。まず肉製品について、農林水産省 動物検疫所の案内では、牛・豚・鶏などの肉製品はほぼすべて日本への持ち込みが禁止されています。ハムやソーセージ、ジャーキーなどの加工品、真空パックにされたものも対象です。例外的に持ち込むには輸出国政府機関発行の検査証明書と、動物検疫所での検査が必要ですが、個人の旅行者がこの手続きを踏むのは現実的ではありません。豚肉を使った加工食品や、肉入りのレトルト惣菜は、お土産候補から外しておくのが無難です。
植物検疫についても注意が必要です。農林水産省 植物防疫所の案内では、苗・種子・球根などの栽培用植物だけでなく、野菜・果実・切り花・木材・穀類・豆類などの「消費用」の植物も検疫の対象になりうるとされています。生の白菜や唐辛子といった食材、キムチのような加工品も含め、持ち込みが可能かどうかの最終的な判断は、空港の動物検疫カウンターや植物防疫所に委ねられます。違反した場合は3年以下の拘禁刑または300万円以下の罰金の対象になるため、不安な場合は持ち帰らない、または現地で食べきる方が安全です。
液体物についても確認しておきましょう。国際線では、個々の容器が100ml以下で、まとめて容量1リットル以下の透明な袋に入れる、という一般的なルールが広く適用されています。キムチの汁やコチュジャン、伝統酒のようなとろみ・水分のある食品は液体物として扱われやすく、機内持ち込み手荷物に入れると保安検査場で引っかかることがあります。こうした食品は預け荷物に入れる、または液漏れしにくい個包装タイプを選ぶといった対策が必要です。行き帰りそれぞれの液体・化粧品の持ち込みルールをもう少し詳しく知りたい人は、機内持ち込み化粧品と液体のルールをまとめた記事に早見表があります。
持ち帰れる・持ち帰れないの判断に迷う食品が出てきた場合は、自己判断で「たぶん大丈夫」と決めつけず、農林水産省の動物検疫所・植物防疫所の窓口、または空港の検疫カウンターで直接確認するのが確実です。まとめ買いをする前に、持ち帰り候補のリストを一度、これらの公的機関の案内と照らし合わせておくと、空港で慌てずに済みます。検疫全体の考え方をもう少し広く知りたい人は、食品の持ち込み検疫をまとめた記事も参考にしてください。
よくある質問
まとめ
明洞の中に大型マートはなく、本格的な食品のまとめ買いには地下鉄で1〜2駅・徒歩10〜15分の「ロッテマート ソウル駅店」に向かうのが現実的な選択肢です。ただし大型マートには月2回の義務休業日があり、曜日・日付は変わるため、訪問前に必ず公式で確認しておく必要があります。近場で済ませたいなら百貨店の食品館や南大門市場、少量のばらまき土産ならコンビニ、というように、買いたい量と目的に応じて場所を使い分けるのが失敗しないコツです。
- 明洞エリアの中に大型マートは無い。最寄りはロッテマート ソウル駅店(地下鉄1〜2駅・徒歩10〜15分)
- 大型マートには月2回の義務休業日があり、訪問前に公式で確認が必要
- 百貨店の食品館・南大門市場は明洞に近く、贈答用や食べ歩き目的に向く
- コンビニは軽量なばらまき土産向き。大容量のまとめ買いには不向き
- 肉製品・一部の植物性加工品・液体は持ち帰りに制限がある。空港の検疫カウンターで最終確認を
荷物を置きに戻れる距離のホテルに泊まっていると、まとめ買いした食品を身軽に運べます。明洞のホテル選びをまとめた記事や、明洞エリア全体をまとめた記事もあわせて確認しておくと、買い物を含めた旅程全体の段取りが立てやすくなります。韓国土産の選び方全般は韓国で何を買って帰るかをまとめた記事を参考にしてください。
参考・出典
- 農林水産省 動物検疫所「肉製品などのおみやげについて」 https://www.maff.go.jp/aqs/tetuzuki/product/aq2.html (2026年9月21日確認)
- 農林水産省 植物防疫所「よくあるご質問(海外からの持込み編)」 https://www.maff.go.jp/pps/j/trip/oversea/faq/index.html (2026年9月21日確認)
- martholiday.co.kr「롯데마트 서울역점 휴무일」 https://martholiday.co.kr/lotted.php?no=185 (2026年9月21日確認)
- 신세계백화점 공식 본店案内 https://www.shinsegae.com/store/main.do?storeCd=SC00001 (2026年9月21日確認)
- ncms.nculture.org「매콤 짭조름한 밥도둑, 남대문시장 갈치조림」 https://ncms.nculture.org/food/story/5691 (2026年9月21日確認)
- CEOSCOREDAILY「GS25・CU、’관광객 특화 매장’ 대결…외국인 소비자 공략」 https://www.ceoscoredaily.com/page/view/2024082215412599975 (2026年9月21日確認)

