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聖水でお土産やお菓子をまとめて買おうとして、「たしかここにイーマートがあったはず」とスマホの地図を開き、着いてみたら工事中の塀しかなかった――という経験はないですか。聖水はカフェと旗艦店の街というイメージが先行しがちですが、実は「食品や日用品をどこでまとめ買いするか」で迷う人が多いエリアでもあります。結論を先に言うと、聖水の顔だった大型スーパー「イーマート聖水店」はすでに閉店していて、いま現地で使える買い物先は種類が変わっています。この記事では公式サイト・公式報道で確認できた情報だけをもとに、聖水でのまとめ買い先を整理します。
「イーマート聖水店」は2023年4月25日に閉店し、2027年まで再開しません。いま聖水でまとめ買いできるのは、食品中心の伝統市場「トゥクト市場(뚝도시장)」と、コンビニの旗艦店「GS25 ドアトゥ聖水(도어투성수)」の2カ所が軸になります。「やっぱり普通のスーパーで買い物したい」という人は、同じ城東区内にある「イーマート王十里店」まで足を延ばすのが公式に確認できる現実的な選択肢です。
結論から――聖水にスーパーはあるか
先に結論をもう少し具体的にします。「聖水にスーパーはあるか」という問いへの答えは、「かつてあったイーマートは、いまは無い」です。聖水を代表する大型スーパーだった「イーマート聖水店」は2023年4月25日に閉店しており、2026年9月26日時点でも営業していません。この記事では、その代わりにいま使える買い物先を、公式サイト・公式報道で確認できた範囲で紹介します。韓国のスーパー全般の買い方・値段の感覚・持ち帰れないものについては、韓国のスーパーでの買い物をまとめたハブ記事のほうが情報量が多いので、聖水以外のエリアも含めて知りたい人はそちらを先に読んでおくと当日の動きが立てやすくなります。
先に触れておくと、まとめ買いの選択肢は「聖水の中で完結させる」か「同じ城東区の別の駅まで足を延ばす」かの2択になります。次の見出しから、まず聖水を代表していた「イーマート聖水店」がなぜ無くなったのかを整理し、そのあとで現地で使える2つの場所、最後に本格的な買い物ができる王十里の選択肢という順で説明します。

聖水の顔だった「イーマート聖水店」はなぜ閉店した?跡地はいま
報道によると、イーマート聖水店は2001年の開店から22年の営業を経て、2023年4月25日に閉店しました。この店舗は流通業界で長らく「本店」格として扱われてきましたが、閉店の翌月初めには、イーマート本社の機能もソウル中区巡和洞のオレンジセンターへ移転しています。「聖水にイーマートの本社があった」という情報がまだ残っていることもありますが、これはもう過去の話です。
跡地については、2023年プリツカー賞を受賞し龍山のアモーレパシフィック本社を設計した英国の建築家デビッド・チッパーフィールドの建築物が入る計画だと報じられています。「セール・アンド・リースバック」という方式で建て替えたうえで、2027年をめどに「未来型売り場」として同じ場所に再開店する計画だとも伝えられています。つまり、2026年に聖水を訪れる旅行者にとっては、あと1年以上は「聖水にイーマート」という選択肢自体が存在しないということです。聖水エリア全体の歩き方をまとめた記事でも、聖水は倉庫・工場をリノベーションしたカフェ通りとして紹介されていますが、大型スーパーがあった一帯もいまは工事エリアの一部と考えたほうが動きやすいはずです。
今すぐ行けるまとめ買い先① 伝統市場「トゥクト市場」
食品中心にまとめ買いをしたいなら、まず候補になるのが伝統市場の「トゥクト市場」です。城東区の公式サイトによると、所在地はソウル特別市城東区聖水二路32-15一帯で、地下鉄2号線・聖水駅3番出口から徒歩約15分の場所にあります。支線バスの2014・2224・2412・2413を使えば「トゥクト市場」という停留所からも行けると案内されています。市場は139店舗で構成されていて、区の公式サイトは「老朽化した施設を整備し、再び訪れたくなる市場を目指している」市場として紹介しており、市場内には食べ歩きができる飲食店街もあるとのことです。
伝統市場なので、旗艦店やコンビニとは客層も並んでいる商品も違います。惣菜・青果・乾物など、地元の人が日常的に使う食品が中心になるイメージを持っておくとギャップが少なくなります。재래시장(在来市場・昔ながらの市場という意味の韓国語)という単語で案内している媒体もあり、聖水のカフェ街とはまったく違う顔を見られるスポットでもあります。ただし、城東区の公式ページには具体的な営業時間・定休日の記載までは無かったため、訪問する曜日・時間帯は現地の案内板や店舗ごとの表示で確認するのが確実です。カード決済ができるかどうかも店によって差が出やすいので、念のため現金も用意しておくと安心です。
今すぐ行けるまとめ買い先② コンビニの旗艦店「GS25 ドアトゥ聖水」
「市場より気軽にまとめ買いしたい」という人には、GS25の旗艦店「ドアトゥ聖水」が候補になります。報道によると、延茂場(ヨンムジャン)キル付近にある約165平方メートル(約50坪)の店舗で、2022年11月11日にオープンし、GS25はこれを「常設の旗艦店」として運営していると説明しています。2023年11月にはリニューアルのグランドオープンも行われ、開業から30カ月で累計来店客数100万人を突破したとも報じられています。普通のコンビニより規模が大きく、お菓子・飲み物のまとめ買いにも向いている店舗です。
注意したいのは、ドアトゥ聖水に並ぶ商品はキャラクターコラボなど会期つきの企画が中心だという点です。報道では、クレヨンしんちゃん×BALANSAのコラボグッズ(半袖・トレーナー・パーカーなど)や、GS25オリジナルキャラクター「ムムシ(무무씨)」関連の期間限定グッズが入れ替わりで販売されてきたと伝えられています。店舗自体は常設でも、訪問時に同じ商品が並んでいるとは限らないので、「行けば必ずこれが買える」という前提では動かないほうが安全です。定番のお菓子・飲料であれば聖水洞・ソウルの森駅周辺の一般的なCU・GS25でもそろうので、限定品狙いか日常的な買い足しかで行き先を分けると効率がよくなります。
聖水を1日で回りきれず、ドアトゥ聖水やトゥクト市場を含めて2日以上かけて歩きたい場合は、駅からの距離を基準に宿を決めておくと身動きが取りやすくなります。聖水のホテル選びをまとめた記事では、聖水駅・ソウルの森駅それぞれからの距離を基準にした選び方を扱っているので、まとめ買いと合わせて滞在日程を組みたい人は、出発前に候補を絞っておくのも手です。
ソウルのホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認
本格的にスーパーで買い物したいなら――同じ城東区の「イーマート王十里店」
「やっぱり普通の大型スーパーでかごを持って回りたい」という人には、同じ城東区内にある「イーマート王十里店」が公式に確認できる現実的な選択肢です。イーマート公式の店舗ページによると、住所は道路名でソウル特別市城東区王十里広場路17、地番ではソウル特別市城東区行当洞168-151です。営業時間は毎日10:00〜23:00と案内されています。
アクセスは、地下鉄2号線・5号線の王十里駅5番出口からEnter6ショッピングモールの入口を通る経路、または5番・6-1番出口から王十里駅広場を経由して2階のイーマート入口に入る経路が公式に案内されています。京義・中央線や水仁盆唐線を使う場合は、駅舎2階の改札口(12・13番出口方向)の向かいがイーマートの入口です。聖水駅からは徒歩圏ではなく電車での移動が必要になるため、聖水観光の合間に軽く寄るというより、「まとめ買いの日」を別に作るイメージで組んだほうが現実的です。
義務休業日に気をつける――城東区の大型マートは今も第2・第4日曜が休み
韓国の大型マートには「義務休業日」という制度があります。流通産業発展法にもとづき、自治体の条例で「毎月第2・第4日曜を義務休業日にする」「午前0時〜午前8時は営業を制限する」というのが全国共通の基本形です。イーマート王十里店の公式ページを確認したところ、直近の休業日として2026年9月27日(日)・10月11日(日)・10月25日(日)が案内されており、いずれも日曜日に当たります。つまりこの店舗は、少なくとも今回確認した範囲では「第2・第4日曜が休み」という基本パターンのままだということです。
ソウル市内でも区によっては、この義務休業日を日曜から平日へ切り替えている例があります。制度の全体像や区ごとの違いをもっと詳しく知りたい人は、韓国の大型マートの休業日をまとめた記事のほうが幅広く扱っているので、行く予定の他エリアも含めて確認しておくと安心です。聖水・王十里を含む城東区で買い物をする予定なら、日曜日をまとめ買いの日に選ばないほうが無難と言えそうです。
日本の商品でまとめ買いを補う――ノーブランドが聖水に無いなら
「イーマート系列のPB(自社ブランド)商品であるノーブランドを買いたかったのに」という人もいるはずです。今回、イーマート・イーマートエブリデー・ノーブランド・GS THE FRESH・ホームプラスエクスプレスといった各社の公式店舗検索を確認しましたが、聖水洞(聖水駅・ソウルの森駅周辺)にこれらのチェーンの店舗があるという公式情報は見つかりませんでした。ノーブランドの商品そのものについては、韓国のノーブランドで買えるものをまとめた記事のほうが定番商品や値段の感覚まで扱っているので、聖水以外の店舗で探す前提で目を通しておくと選びやすくなります。
荷物を増やしたくない人や、聖水での滞在中にまとめ買いの時間が取れなかった人は、日本からでも似たテイストの食品・日用品を探しておく方法があります。まとめ買いのカートに何を入れるか決める前に、日本から探せる食品・ドラッグストアのカテゴリを覗いておくのも手です。現地でしか買えない生鮮品はさすがに難しいものの、韓国風の調味料やスナックが見つかることがあり、聖水では身軽に動いて、足りない分だけ後から補うという組み方もできます。
持ち帰るときの注意――重い瓶・液体・要冷蔵品
トゥクト市場やイーマート王十里店でまとめ買いをすると、瓶入りの調味料や飲み物で荷物が一気に重くなりがちです。スーツケースの重量制限は航空会社ごとに異なるため、まとめ買いの日を作る前に、利用する便の受託手荷物の重量枠を確認しておくと安心です。要冷蔵・要冷凍のものは機内持ち込み・受託どちらでも劣化のリスクがあるため、常温保存できる商品を優先して選ぶほうが失敗が少なくなります。
液体・粉末類は、量が多いと検疫や持ち込み制限の対象になる場合があります。とくに肉類を含む加工食品は日本への持ち込みが制限されているものが多いので、原材料表示を確認してから購入するくらいの慎重さがちょうどよいです。細かい持ち帰りルールや、重いもの・持ち帰れないものをどう扱うかは、韓国のスーパーでの買い物をまとめたハブ記事で一覧にまとめているので、購入量が多くなりそうな人は事前に確認しておくと現地で慌てずに済みます。
よくある質問
まとめ
聖水での「まとめ買い」は、まず「イーマート聖水店はもう無い」という前提から考えるのが結局いちばん早いはずです。伝統市場のトゥクト市場、コンビニの旗艦店「ドアトゥ聖水」という聖水の中で完結する2つの選択肢と、本格的な買い物をしたい人向けの王十里のイーマートを、目的に応じて使い分けてみてください。義務休業日にあたる日曜日を避けておくことも忘れずに。
- イーマート聖水店は2023年4月25日に閉店・2027年再開予定で、いま買い物先として使えない
- 食品中心のまとめ買いは伝統市場「トゥクト市場」(聖水駅3番出口から徒歩約15分・139店舗)
- お菓子・飲み物の気軽なまとめ買いはGS25の旗艦店「ドアトゥ聖水」(常設だが商品は会期もの中心)
- 本格的な買い物は同じ城東区の「イーマート王十里店」(10:00〜23:00・王十里駅直結)
- 大型マートの義務休業日は第2・第4日曜が基本。イーマート王十里店もこのパターンのまま
聖水での滞在をどう組み立てるか迷っている人は、聖水エリア全体の歩き方をまとめた記事や聖水のホテル選びをまとめた記事もあわせてどうぞ。ほかのエリアのスーパー事情と比べたい人は明洞のスーパーをまとめた記事、弘大のスーパーをまとめた記事、東大門のスーパーをまとめた記事も参考になります。ノーブランドの商品そのものを知りたい人は韓国のノーブランドをまとめた記事、韓国のスーパー全体の買い方を先に知りたいなら韓国のスーパーでの買い物ガイドもあわせてどうぞ。
参考・出典
- シデイルボ(旧マネーS)「이마트 성수점, 25일 폐점…」 https://www.sidae.com/article/2023040714514633155(2026年9月26日確認)
- マネーS「이마트 성수점, 25일 폐점…’27년 미래형 매장으로 재개장」 https://www.moneys.co.kr/article/2023040714570157615(2026年9月26日確認)
- ビジネスポスト「GS25 성수동에 플래그십 매장 ‘도어투성수’ 열어」 https://www.businesspost.co.kr/BP?command=article_view&num=297754(2026年9月26日確認)
- スタートアップトゥデイ「GS25 도어투성수、방문 100만명 돌파」 https://www.startuptoday.co.kr/news/articleView.html?idxno=445563(2026年9月26日確認)
- ソウル特別市城東区公式サイト「뚝도시장」 https://www.sd.go.kr/main/contents.do?key=1696(2026年9月26日確認)
- イーマート公式「王十里店 店舗情報」 https://eapp.emart.com/branch/view.do?id=1090(2026年9月26日確認)
- ウィキペディア「대형마트 영업시간 및 의무휴업일 규제」 https://ko.wikipedia.org/wiki/대형마트_영업시간_및_의무휴업일_규제(2026年9月26日確認)

