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「大韓航空とJAL、結局どっちがいいの?」「LCCって荷物は本当に全部有料なの?」——韓国行きの便を探し始めると、こういう疑問が次々に出てきますよね。しかも今は大韓航空とアシアナ航空の経営統合が進んでいる最中で、半年前に書かれたブログ記事だと、もう内容が古くなっていることもあります。この記事では、日本-韓国便を飛ばしている主要な航空会社を大手(FSC)とLCCに分けて整理し、各社の公式サイトで確認できた受託手荷物の無料枠・機内持ち込みの重さ・座席指定の有料無料・欠航時の扱いを比較します。価格そのものの話ではなく、「どの会社を選ぶか」を決めるための整理だと思ってください。
日本-韓国便には、大韓航空・アシアナ航空・JAL・ANAの大手4社と、チェジュ航空・トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)・エアプサン・エアソウル・Peach・ZIPAIRなどのLCCが飛んでいます。大手は日本線のエコノミークラスで受託手荷物23kgが無料になることが多い一方、LCCは運賃タイプ次第で無料枠が0kgのことも30kgのこともあります。機内持ち込みは10kgが業界標準ですが、Peachだけ7kgと軽めの設定です。座席指定は大手なら基本無料(一部座席だけ有料)、LCCは運賃に含まれないことが多いのが目安です。なお大韓航空とアシアナ航空は2026年12月17日に「統合大韓航空」として発足する予定ですが、2026年9月24日確認時点ではまだ別会社として運航しています。
結論から:日本-韓国便を飛ばしている航空会社と、大手/LCCの違い
まず前提として、日本-韓国間には数えるだけで10社前後の航空会社が飛んでいます。大手(FSC・フルサービスキャリア)は大韓航空・アシアナ航空・JAL・ANAの4社。LCC(格安航空会社)はチェジュ航空・トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)・エアプサン・エアソウル・ジンエアーといった韓国系と、Peach・ZIPAIRという日系2社があります。どの会社が飛んでいるかは出発空港によっても変わるので、羽田発なら大手4社が中心、関空や地方空港ならLCCの比率が上がる、というくらいの感覚を先に持っておくと選びやすくなります。
大手とLCCの違いは、単純に「機内サービスがあるかないか」だけではありません。今回比較したいのは、受託手荷物の無料枠・機内持ち込みの重さ・座席指定の有料無料・欠航時の対応という4つのポイントです。大手は運賃に手荷物や座席指定がある程度含まれていることが多く、LCCは運賃タイプ(ベーシック・スタンダードのような区分)によって、同じ会社でも無料になったり全額有料になったりします。「LCC=安いけど不便」と決めつける前に、自分がどれくらい荷物を持っていくかで比較したほうが失敗しません。準備の流れをまだ押さえていない人は、韓国旅行の準備をまとめた記事を先に読んでおくと、航空会社選びも当てはめやすくなるはずです。

大韓航空とアシアナ航空――2026年12月17日の統合で何が変わるか
比較を始める前に、大韓航空とアシアナ航空について押さえておきたい大きな動きがあります。両社は2026年5月13日にそれぞれの取締役会で合併契約締結を承認し、公式発表によると2026年12月17日に「統合大韓航空」として発足する予定です。あわせて、傘下のLCC3社(ジンエアー・エアプサン・エアソウル)も2027年3月17日付で「統合ジンエアー」として一本化される計画が、複数の韓国メディアで報じられています。
2026年9月24日時点で大韓航空の公式サイトを確認すると、お知らせ欄に「大韓航空とアシアナ航空の統合に伴う便名の変更および航空券予約情報の移管について」(登録日2026年9月14日)、「大韓航空とアシアナ航空のマイレージ制度統合」(登録日2026年9月15日)という告知があり、統合の準備が実務段階に入っていることがうかがえます。両社のマイレージ統合の詳細案は、公正取引委員会など関係当局と協議中で、確定してから案内される計画です。
統合が完了する2026年12月17日より前は、大韓航空とアシアナ航空はブランドとしてはまだ別会社です。ただし便名の変更や予約情報の移管がすでに始まっているため、旅行の時期によっては予約時と搭乗時で案内が変わる可能性があります。出発が近い人ほど、予約後も一度公式サイトで最新情報を確認しておくと安心です。
この過渡期は、航空券をいつ買うかにも影響しそうです。運航スケジュールや便名が変わりやすい時期だからこそ、韓国行きの航空券が高くなる時期・買い方をまとめた記事もあわせて確認しておくと、統合の余波で予定が崩れるのを避けやすくなります。
大韓航空・アシアナ航空の手荷物と座席指定を公式で比較する
統合が決まっているとはいえ、現時点では手荷物や座席指定のルールは会社ごとに公式サイトで確認する必要があります。日本線を含む「米州以外の国際線」区分で比べると、2社は驚くほど近い内容になっています。
| 大韓航空 | アシアナ航空 | |
|---|---|---|
| 受託手荷物(エコノミー・日本線) | 1個・23kg以下(3辺合計158cm以内) | 1個・23kg以下(3辺合計158cm以内) |
| 機内持ち込み | 手荷物1個+身の回り品1個、合計10kg以下 | 手荷物1個+身の回り品1個、合計10kg以下 |
| 座席指定 | 通常の事前指定は可、前方・非常口列など「プリファードシート」は有料 | 通常の事前指定は可、フロントゾーン・デュオシート・足楽シートは有料 |
受託手荷物・機内持ち込みともに数字がそろっているのは、両社ともスターアライアンス系の国際基準に近い設計を続けているためと考えられます。座席指定も考え方は同じで、通常の窓側・通路側といった指定は無料でできる一方、足元が広い前方座席や特別な位置の座席だけ追加料金がかかる仕組みです。アシアナ航空にはA380の2階にある窓側2人席「デュオシート」のような、他社にはあまり見ない有料座席もあります。
JALとANA――日系FSC2社の手荷物と座席指定
日系の大手2社は、大韓航空・アシアナ航空よりも受託手荷物の枠がやや手厚めです。JAL国際線(韓国線を含む)は、プレミアムエコノミー/エコノミークラスで2個・1個あたり23kgまで無料(3辺合計203cm以内)。ファースト/ビジネスクラスは3個・1個32kgまでです。23kg×2個なら、まとめ買いをする予定がある人にも安心材料になります。
一方でJALには、日本線ならではの個別ルールもあります。公式サイトの「路線による受託手荷物規定」を確認すると、ソウル(金浦)空港出発便に限り、空港施設の制限により3辺(高さ・横幅・奥行)が200cm×90cm×90cmを超える荷物は預けられない、という注記があります。他の方面には無い金浦特有の制限なので、大きな荷物を預ける予定がある人は覚えておいて損はありません。
ANA国際線(韓国線を含む)のエコノミークラスは、1個23kg以下・3辺合計158cm以内という点はJALや韓国系大手と同じですが、無料になる個数は運賃規則によって「0〜2個」と幅があります。つまり運賃タイプによっては、エコノミークラスでも無料受託手荷物が0個、つまり全額有料になるケースがある点には注意が必要です。機内持ち込みはJAL・ANAともに「機内持ち込み手荷物1個(3辺合計115cm・55cm×40cm×25cm以内)+身の回り品1個(40cm×30cm×20cm以内)、合計10kg以下」で、これは大韓航空・アシアナ航空とほぼ同じ設計です。
チェジュ航空とトリニティ航空(旧ティーウェイ航空)――運賃タイプで変わるLCCの手荷物
ここからはLCCです。韓国系LCCの多くは、運賃タイプによって無料受託手荷物の有無・重さが大きく変わる仕組みを採用しています。例えばチェジュ航空の国際線(グアム・サイパン路線を除く区分。日本線はこちら)は、ベーシック運賃だと無料受託手荷物なし、スタンダード運賃だと15kg、BIZ LITE運賃だと30kgと、同じ会社・同じ路線でも運賃タイプ次第で0kgから30kgまで変わります。機内持ち込みは「手荷物1個+身の回り品1個、合計10kg以下」で、これは大手各社と同じ基準です。
もう一社、名前の変化に注意したいのがティーウェイ航空です。2026年9月10日付で社名を「トリニティ航空(Trinity Airways)」に変更し、国内線・国際線の全路線がすでに新ブランドでの運航に切り替わっています。2025年9月に新社名が公表され、株主総会での決議・登記を経て今年9月に正式出範したので、旧名のまま検索すると情報が古い可能性があります。위탁 수하물(受託手荷物)の考え方はチェジュ航空と似ていて、日本線を含む区分ではイベント運賃が無料受託手荷物なし、スマート運賃15kg、一般運賃20kg、ビジネス運賃30kgという段階制です。機内持ち込みは一般/スマート/イベント運賃で合計10kg以下、ビジネス運賃は2個・合計20kg以下です。
このように韓国系LCCは「運賃タイプ表を見ないと無料かどうかが分からない」のが特徴です。エアプサン・エアソウル・ジンエアーを含めた10社の詳しい数字は、韓国線LCCの手荷物規定を比較した記事に運賃タイプ別の一覧表があるので、実際に予約する段階ではそちらで数字を確認することをおすすめします。
Peach・ZIPAIR――日系LCC2社は「軽装備」設計
日系LCCのPeachとZIPAIRは、韓国系LCC以上に「持ち込みは軽く、預けるものは基本有料」という設計がはっきりしています。Peachの機内持ち込み手荷物は、身の回り品を含めて1人2個まで、総重量7kgまでという基準です。他社の多くが10kgを基準にしているなかで、Peachだけ7kgと軽く、500mlのペットボトル14本分ほどの重さです。ノートパソコンとカメラ、着替え1〜2日分でも届いてしまう重さなので、機内持ち込みだけで済ませたい人は事前に計っておいたほうが安心です。
受託手荷物についても、Peachには無料枠がなく1個目から有料になります(1人あたり最大5個・合計100kgまで)。ZIPAIRも同様の考え方で、機内持ち込みは合計2個・7kgまで無料(出発24時間前までに追加料金を払えば合計15kgまで拡張購入も可能)ですが、受託手荷物は1個目から有料で、1個最大30kg・1人最大5個までという設計です。運賃自体は安く見えても、荷物を預ける前提なら追加料金が発生する点は、事前に計算に入れておく必要があります。
座席指定の有料無料についても、LCC各社は運賃タイプや会社によって差があります。詳しい料金の一覧は韓国線LCCの座席指定料金をまとめた記事に8社分の比較表があるので、隣同士で座りたい・非常口座席がいいといった希望がある人はそちらで確認してみてください。
結局、どの便にするか決める
ソウルのホテルを地図と条件で探す条件を入れて検索結果を開くだけ/価格は公式で確認ここまでの比較をふまえて、決め方の目安を整理します。まとめ買いをする予定があって荷物が増えそうな人は、受託手荷物の無料枠がはっきりしている大韓航空・アシアナ航空・JAL・ANAが安心です。逆に荷物を機内持ち込みだけで済ませるつもりなら、LCCの安い運賃を選んでも手荷物代で損をしにくくなります。座席の快適さを重視するなら大手の通常座席が無料な点、日程の融通を優先するなら振替のしやすさも合わせて考えるとよいはずです。統合の過渡期にある大韓航空・アシアナ航空を選ぶ場合は、予約後も出発前にもう一度公式サイトを確認しておくと安心です。
会社を絞り込めたら、次は日程と便を実際に見ていく段階です。下のフォームから、航空券の空き状況をまとめて確認できます。
日付は仮に入っています。変えてから検索してください。価格と空室はTrip.comの画面で確認できます。
到着してからの空港選びで迷っている人は、仁川空港と金浦空港の違いをまとめた記事も出発地別に整理してあるので、航空会社と合わせて確認しておくと当日の動きがイメージしやすくなります。また、搭乗当日にオンラインチェックインをどう使うかで空港での待ち時間が変わるので、韓国便のオンラインチェックインをまとめた記事もあわせてチェックリストに加えておくのがおすすめです。
通信面の準備も、会社選びと同じタイミングで済ませておくと出発直前がラクになります。到着後すぐに地図アプリや予約確認画面を開けるよう、日本側でeSIMを用意しておく人が増えています。
World eSIM欠航・遅延したときの扱いはどうなっているか
会社選びでもう一つ気になるのが、欠航や大幅遅延が起きたときにどこまで対応してもらえるか、という点です。韓国発着便については、国土交通部の告示「航空交通利用者保護基準」で、30分以上の遅延が見込まれる場合の事前告知義務や、2時間以上の遅延時の飲食提供などが定められています。公正取引委員会の「消費者紛争解決基準」では、事業者側の過失で4時間以上遅延した場合、実費負担に加えて運賃の20%を賠償する目安が示されています。天候や機体整備など不可抗力にあたる場合はこの限りではありません。
日本発着便には、韓国のような一律の金銭賠償基準は無く、対応は各社の運送約款に基づきます。「欠航したらどこまで面倒を見てもらえるか」は、韓国系か日系か、大手かLCCかで差が出やすい部分です。振替便の手配や払い戻しの流れ、各社の窓口は韓国便が遅延・欠航したときの補償をまとめた記事に整理してあるので、台風シーズンに旅行を予定している人は出発前に目を通しておくと慌てずに動けるはずです。
欠航時の対応は法令の最低基準こそあるものの、実際の手厚さは会社によって差があります。「安いLCCだから対応も薄いはず」と決めつけず、予約前に各社の運送約款や公式サイトの案内を確認しておくと、当日のトラブルに備えやすくなります。
よくある質問
まとめ
日本-韓国便を飛ばす航空会社は、大韓航空・アシアナ航空・JAL・ANAの大手4社と、チェジュ航空・トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)・エアプサン・エアソウル・Peach・ZIPAIRなどのLCCに分かれます。受託手荷物の無料枠・機内持ち込みの重さ・座席指定の有料無料は会社ごと、LCCでは運賃タイプごとに差があるので、価格だけで選ぶと荷物代で想定より出費がかさむこともあります。大韓航空とアシアナ航空は2026年12月17日の統合に向けて動いている最中なので、出発が近い人ほど公式サイトでの最終確認を忘れずに。
- 日本-韓国便は大手4社(大韓航空・アシアナ航空・JAL・ANA)とLCC各社に分かれる
- 大手の日本線エコノミーは受託手荷物23kgが目安だが、ANAは運賃により無料受託手荷物が0個の場合もある
- JALはソウル(金浦)空港出発便に限り、荷物のサイズ上限が他方面と異なる
- LCCは運賃タイプで無料受託手荷物が0〜30kgと大きく変わる。詳細は韓国線LCCの手荷物規定の記事へ
- Peach・ZIPAIRは機内持ち込み7kg、受託手荷物は1個目から有料という軽装備設計
- 大韓航空とアシアナ航空は2026年12月17日に統合予定。出発前の公式確認を忘れずに
参考・出典
- 大韓航空とアシアナ航空の合併契約締結・統合発足予定(大韓航空ニュースルーム) https://news.koreanair.com/%EB%8C%80%ED%95%9C%ED%95%AD%EA%B3%B5-%EC%95%84%EC%8B%9C%EC%95%84%EB%82%98%ED%95%AD%EA%B3%B5-%ED%95%A9%EB%B3%91%EA%B3%84%EC%95%BD-%EC%B2%B4%EA%B2%B0-2026%EB%85%84-12%EC%9B%94-17%EC%9D%BC/ (2026年9月24日確認)
- 大韓航空 公式サイト お知らせ欄(統合関連の告知) https://www.koreanair.com (2026年9月24日確認)
- 大韓航空「無料手荷物」「機内持ち込み手荷物」「有料座席」 https://www.koreanair.com/contents/plan-your-travel/baggage/checked-baggage/free-baggage?hl=ja (2026年9月24日確認)
- アシアナ航空「無料手荷物」「機内持ち込み手荷物」「有料座席」 https://flyasiana.com/C/JP/JA/menu/id/CM201802220000728298 (2026年9月24日確認)
- JAL「お預けのお手荷物」「機内持ち込みお手荷物」 https://www.jal.co.jp/jp/ja/inter/baggage/checked/ (2026年9月24日確認)
- ANA「無料でお預かりする重さ・サイズ・個数」「機内に持ち込める手荷物のサイズとルール」 https://www.ana.co.jp/ja/jp/guide/boarding-procedures/baggage/international/baggage-free/ (2026年9月24日確認)
- チェジュ航空 公式サイト 手荷物案内 https://www.jejuair.net/ko/linkService/boardingProcessGuide/trustBaggage.do (2026年9月24日確認)
- トリニティ航空(旧ティーウェイ航空)公式サイトおよび社名変更報道 https://www.trinityairways.com (2026年9月24日確認)
- Peach Aviation「機内持ち込み手荷物について」「預け手荷物について」 https://www.flypeach.com/lm/ai/airports/baggage/carry_on_bag (2026年9月24日確認)
- ZIPAIR「手荷物について」 https://www.zipair.net/ja/service/baggage (2026年9月24日確認)
- 国家法令情報センター「航空交通利用者保護基準」 https://www.law.go.kr/LSW/admRulLsInfoP.do?admRulSeq=2100000247532 (2026年9月24日確認)

