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韓国旅行のお土産コーナーで必ず目に入る「紅参(ホンサム)」。名前は知っていても、「白参や水参と何が違うの?」「日本でも買えるの?」「効くって聞くけど本当?」となると、意外と説明できない人が多いのではないでしょうか。今回は効能の話にはあえて踏み込まず、홍삼(ホンサム)の正体を製法として確認したうえで、日本でどこに行けば実際に手に入るのかを、公式サイトと通販ページを1つずつ開いて調べました。
2026年8月26日時点で確認できた範囲では、紅参を日本でいちばん確実に買えるのは、韓国人蔘公社(KGC)の日本法人が運営する「正官庄ネットショップ」の公式通販と、東京・新宿にある正官庄の直営店です。正官庄はコストコ・ウエルシア・イオンなどの店頭にも並んでおり、公式楽天市場店もあります。Amazon.co.jpでも、タブレット・エキス・スティック飲料・お茶・キャンディという5つの形状で、実在と在庫を確認できた商品がありました。紅参そのものは「皮ごと蒸して天日干しした加工品」で、白参(皮を剥いて乾燥)や水参(生の状態)とは製法が違う、という点も一次情報で確認しています。
紅参(ホンサム)とは?水参・白参との作り方の違い
홍삼(ホンサム)は、正官庄の公式サイトで確認したところ、「皮ごと蒸して天日干しした」高麗人参のことでした。色は赤褐色〜黄土色で、水分が14%以下になるまで乾燥させます。ポイントは、この蒸す・乾燥させるという加工の過程で、サポニンの種類そのものが増える、という説明があったことです。つまり紅参は、生の高麗人参をただ乾かしただけのものではなく、加熱と乾燥という工程を経た「加工食品」という位置づけになります。
紅参と並んでよく聞くのが、白参(백삼)と水参(수삼)です。公式サイトの説明によると、白参は「水参の4〜5年根を乾燥させ、皮を剥いて乾燥させたもの」で、紅参より保存性に優れるとされています。水参は「収穫したままの生の高麗人参」そのもので、輸送中に傷がついたり腐敗したりしやすく、長期保存が難しいとのことでした。つまり同じ高麗人参でも、生のまま(水参)、皮を剥いて乾燥(白参)、皮ごと蒸して乾燥(紅参)という、加工の段階によって呼び名が変わる、という整理になります。効能の強さを比べる話ではなく、あくまで製法の違いとして覚えておくと、パッケージの表示も読み解きやすくなるはずです。
正官庄(ジョンガンジャン)というブランドを先に知っておく
日本で紅参を探すと、ほぼ必ず出てくるのが「正官庄(ジョンガンジャン)」というブランドです。運営元は韓国人蔘公社(KGC)で、日本では「韓国人蔘公社ジャパン」という日本法人が公式サイト・公式通販を運営しています。公式サイトによると、正官庄は1899年から続くブランドで、韓国半島の契約栽培農地で収穫した高麗人参の6年根のみを原料として使用しているとのことでした。高麗人参は6年根が栽培の限界とされ、それ以上育てると病害虫のリスクが高まるため、6年根まで育てるにはかなりのコストと手間がかかる、という説明もあります。
正官庄の紅参は、品質検査によって「天参」「地参」「良参」というグレードに選別されるそうです。中でも天参は、紅参全体のわずか0.5%しか取れない希少なグレードとされています。この記事で紹介する商品も、グレードや配合によって価格帯が大きく変わってくるので、選ぶときの1つの目安として知っておくと良さそうです。なお、正官庄の紅参は韓国では「健康機能食品」という韓国独自の制度上の分類にあたる、という記載も公式サイトにありました。この「健康機能食品」という表示が日本でどう扱われるかについては、後半の見出しで詳しく確認します。

日本でいちばん確実なのは、正官庄の公式通販と新宿の直営店
「日本でどこに行けば確実に買えるのか」という問いにいちばん近いのが、正官庄の公式サイト「正官庄ネットショップ」(kgcshop.jp)です。公式通販なので、正規品であることを確認しやすく、送料や決済方法(3Dセキュア対応のクレジット決済、代引き、後払いなど)も明記されています。加えて、東京都新宿区新宿1丁目10-2(新宿御苑前駅2番出口から徒歩4分)には正官庄の直営店もあり、公式サイトの店舗情報ページには、営業時間10:00〜13:00・14:00〜19:00、年中無休という案内が出ていました。実際に商品を手に取って選びたい人は、この直営店を候補に入れておくと良さそうです。
公式サイトの商品一覧を確認したところ、価格帯はかなり幅がありました。もっとも手頃なのはお試し用の小瓶タイプ「紅参元」10本入りで2,580円、続けやすい価格帯としては紅参タブレット120粒が9,900円、いちばん上のグレードになると「紅参エキス(天)」が220,000円という商品もありました。最初の1つは、無理のない価格帯から試すのが失敗しにくいと感じます。オンライン限定の定期コースもあるようなので、続けるかどうか迷う場合は、まず単品で試してから検討するのが安心かもしれません。韓国食品の通販サイトをまとめて比較したい人は、韓国食品の通販サイトまとめの記事も参考にしてください。
本記事で紹介する価格・在庫状況は、2026年8月26日にブラウザで確認した時点のものです。価格・キャンペーン内容は変動するため、購入前に必ず公式サイトで最新の表示を確認してください。
コストコ・ウエルシア・イオンでも買える?取扱店を確認した
「わざわざ通販で買わなくても、近所の店で買えないか」と考える人も多いはずです。正官庄の公式サイトの店舗情報ページには、「コストコをはじめ、ウエルシア・イオンなどの各種ドラックストアにてお買い求めいただけます」という案内がありました(原文ママ)。全国の店舗を1つずつ確認したわけではないため、「必ずどの店舗にも置いてある」とは断定できませんが、これらのチェーンを覗いてみる価値はありそうです。
ドラッグストアやコストコの品揃えは、店舗や季節によって変わりやすいのが実際のところです。「今日行ったら無かった」ということも十分あり得るので、確実に手に入れたい人は、公式通販か直営店を軸に考えるのが安心です。近くにコストコやウエルシアがない場合でも、公式サイトの通販なら全国どこからでも注文できます。旅行の帰りにまとめて韓国食品を持ち帰りたい人は、韓国みやげのばらまき用アイテムの記事もあわせてチェックすると、他の候補も見つかるはずです。
形状で選ぶ①:タブレットとエキスは何が違う
紅参製品は形状によって、続けやすさもかなり変わってきます。まず紹介したいのが「紅参タブレット」です。正官庄の商品ページには「日本の方向けに、飲みやすいタブレットタイプを開発しました」という記載があり、極端な苦味が苦手な人向けに作られた商品とのことでした。1日の目安は2〜6粒で、お湯やお水と一緒に摂る想定です。カバンに入れておける手軽さがあるので、初めて紅参を試す人の入り口として向いていそうです。
もう1つの選択肢が「紅参エキス」です。こちらは瓶に入った濃縮タイプで、韓国では一般的な形状とされています。今回確認した中でいちばん試しやすいのは30g(30,000mg)サイズで、公式サイト・Amazon.co.jpの両方で価格・在庫を確認できました。タブレットに比べると香りや味を直接感じる形状になるので、「まずは紅参そのものの味を知りたい」という人に向いています。お湯に溶かして飲むほか、そのままスプーンですくって摂る使い方も紹介されていました。タブレットは携帯性重視、エキスは濃度と味を確かめたい人向け、という住み分けで考えると選びやすいはずです。
形状で選ぶ②:スティック飲料・お茶・キャンディを使い分ける
もっと手軽に紅参を取り入れたい人には、パウチタイプの栄養ドリンクという選択肢もあります。正官庄の「ホンサムウォン(HongSamWon)」は、50ml入りのパウチが30袋セットになった商品で、1回分がすでに個包装になっているのが特徴です。外出先でもそのまま飲めるので、毎日続けたい人や、まとめ買いして家族でシェアしたい人に向いています。
飲み物として日常に取り入れたいなら、「紅蔘茶(顆粒タイプ)」もあります。3g×30包入りで、お湯に溶かして飲む形状です。エキスやドリンクに比べて香りが軽く、食後のお茶代わりのような感覚で続けやすいのが特徴です。コーヒー1杯分くらいの手間で用意できる手軽さは、続けるうえで意外と重要なポイントかもしれません。
「まずは味だけ確かめたい」という人には、キャンディタイプという入り口もあります。今回確認した「毎日食品 高麗紅参キャンディー」は650g入りで、価格は1,290円とサプリメント系の商品に比べてかなり手頃です。原材料表示を確認したところ、高麗紅参濃縮液(韓国産)と高麗人参茶(韓国産)に、水飴・カラメル色素・砂糖などを加えたキャンディでした。サプリメントとしてではなく、香ばしさを楽しむお菓子として気軽に試したい人に向いています。シートマスク1〜2枚分くらいの金額で試せる気軽さは、贈り物にも使いやすいポイントです。
新大久保の韓国食品店と楽天でも紅参は探せる
正官庄以外の選択肢も気になる人向けに、新大久保の韓国食品店「韓国広場」の公式通販(kankokuhiroba.jp)も確認してみました。検索すると紅参関連の商品が12件見つかり、価格帯は240円(ドリンクタイプ)から13,064円(濃縮エキスタイプ)までと幅がありました。扱っているブランドは正官庄ではなく、温和・KGNF・大韓紅参振興公社・地康人・ウンジンといった、日本ではあまり知られていない韓国国内の別ブランドが中心です。形状も紅参茶(顆粒)・ドリンク・蜂蜜漬け・濃縮液・デイリースティックと幅広く、「正官庄以外もいろいろ見比べたい」という人には選択肢が広がるはずです。新大久保エリアの韓国食材店めぐり全般については、東京の韓国食材店まとめの記事もあわせて参考にしてください。
また、正官庄には公式楽天市場店(rakuten.co.jp/seikansho)もあります。Amazonと同じく正規品を扱う通販チャネルの1つとして、ポイント還元やセールのタイミングで比較検討する人には選択肢になりそうです。どのチャネルで買う場合も、正規品かどうかは出品者名・販売元の表示を確認してから選ぶと安心です。紅参と一緒に、香ばしいお茶や韓国みやげを揃えたい人は、韓国茶のおすすめの記事や韓国のお菓子みやげまとめの記事も参考になります。
韓国語の「健康機能食品」表示は、日本でそのまま通用しない
ここは今回いちばん丁寧に確認したかったポイントです。韓国では紅参は「건강기능식품(健康機能食品)」という韓国独自の制度上の分類にあたり、パッケージや広告に効能を示す表示が使われていることがあります。ただし、この韓国の制度上の表示が、日本でそのまま通用するわけではありません。東京都保健医療局が公開している「医薬品的な効能効果について」というページを確認したところ、「いわゆる健康食品には、医薬品と誤認されるような効能効果を表示・広告することはできません」「外国語で記載されていても取り扱いは同じです」という記載がありました。
同じページには、医薬品的とみなされる表現の例として「疲労回復」「体力増強」「精力回復」「老化防止」「新陳代謝を高める」「血液を浄化する」といった言葉が具体的に挙げられていました。つまり、韓国語のパッケージにこうした表現があったとしても、それを日本でそのまま訳して紹介文に使うと、日本の規制に触れる可能性がある、ということです。この記事では、紅参の効能・効果を断定する表現を意図的に避け、「どこで買えるか」「形状や価格帯の違い」に絞って紹介しています。薬を服用中の人、妊娠中の人、持病のある人は、購入前に医師や薬剤師に相談することをおすすめします。
紅参は医薬品ではなく食品(韓国では健康機能食品)です。日本国内での効能・効果の表示・広告には法律上の制限があり、この記事でも身体への作用を断定する表現は使っていません。体調に不安がある場合は、自己判断せず医師・薬剤師に相談してください。
韓国で買って持ち帰る前に:検疫と「健康機能食品」表示の注意
韓国旅行のついでに、現地で紅参を買って持ち帰りたいという人もいるはずです。ここで見落としがちなのが、植物検疫のルールです。農林水産省・植物防疫所の「韓国:植物防疫所」ページ(携帯品の品目別規制一覧)を確認したところ、「生鮮薬用にんじん」は「検査証明書及び入国時の検査が必要」という区分でした。韓国政府機関が発行する検査証明書(Phytosanitary certificate)を用意したうえで、日本入国時に空港・港の植物検疫カウンターで検査を受けて合格すれば持ち込める、という仕組みです。乾燥させた「乾燥薬用にんじん」の場合は、証明書は不要ですが、入国時の検査は必要と明記されていました。
つまり、生の高麗人参(水参)をそのまま持ち帰るのは手続きがやや複雑で、乾燥させた根であれば検査だけで済む、という違いがあります。一方で、今回この記事で紹介しているようなエキス・スティック・タブレット・キャンディといった完全に加工された市販の紅参製品が、検疫の対象になるのかどうかは、農林水産省の公開資料の範囲では個別の記載を見つけられませんでした。植物防疫所は別のページで「高度に加工されたもの」は検疫対象外になる場合があるという一般原則を示していますが、紅参加工品が明記されたリストは確認できていません。持ち帰る予定がある場合は、出発前に最寄りの植物防疫所や空港の検疫カウンターに直接確認しておくのが確実です。免税店でのお土産の持ち帰りルール全般は、韓国の免税店ガイドの記事にもまとめているので、あわせて確認しておくと安心です。
よくある質問
まとめ
- 紅参(ホンサム)は「皮ごと蒸して天日干しした」加工品。水参(生)・白参(皮を剥いて乾燥)とは製法の違いで呼び分けられる
- 日本でいちばん確実なのは、韓国人蔘公社ジャパンが運営する正官庄の公式通販と、東京・新宿の直営店(2026年8月26日確認)
- 正官庄はコストコ・ウエルシア・イオンなどの店頭でも扱いがあるが、必ず置いてあるとは断定できない
- 形状はタブレット・エキス・スティック飲料・お茶・キャンディの5種を確認。携帯性や濃度、価格帯がそれぞれ違う
- 新大久保の韓国食品店や正官庄公式楽天市場店でも、正官庄以外のブランドを含めて紅参を探せる
- 韓国の「健康機能食品」の表示は日本でそのまま通用せず、日本国内では効能効果の表示・広告に法律上の制限がある
- 生の高麗人参(水参)の持ち帰りには検査証明書が必要な場合がある。加工食品の検疫の扱いは確認できておらず、心配な場合は事前に植物防疫所へ確認を
紅参は、韓国では長い歴史を持つ健康食品でありながら、形状やブランドの選択肢がとても多く、「とりあえず何を買えばいいのか分からない」となりやすいジャンルです。今回確認した価格・在庫状況はあくまで2026年8月26日時点のものなので、購入前にもう一度、各サイト・各店舗の最新情報を確認しておくと安心です。韓国食品全般の入手先を広く知っておきたい人は、韓国食品店ガイドの記事も参考にしてください。
参考・出典
- 正官庄ネットショップ(韓国人蔘公社ジャパン)公式サイト「紅参(ホンサム)と高麗人参」 https://kgcshop.jp/koujin.html (2026年8月26日確認)
- 正官庄ネットショップ「紅参(高麗人参)の選び方」 https://kgcshop.jp/how-choose.html (2026年8月26日確認)
- 正官庄ネットショップ「商品一覧」 https://kgcshop.jp/101.html (2026年8月26日確認)
- 正官庄ネットショップ「紅参タブレット」商品ページ https://kgcshop.jp/products/ta-120 (2026年8月26日確認)
- 正官庄ネットショップ「店舗情報」 https://kgcshop.jp/shop.html (2026年8月26日確認)
- 韓国広場e-shop本店「紅参」商品一覧ページ https://www.kankokuhiroba.jp/p/search?keyword=紅参 (2026年8月26日確認)
- 東京都保健医療局「医薬品的な効能効果について」 https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/anzen/kenko_shokuhin/ken_syoku/kanshi/kounou (更新日2021年3月4日、2026年8月26日確認)
- 農林水産省 植物防疫所「韓国:植物防疫所」(携帯品の品目別検疫条件) https://www.maff.go.jp/pps/j/search/ikuni/kr.html (更新日2021年7月5日、2026年8月26日確認)
- 農林水産省 植物防疫所「輸入植物検疫の対象とならない植物について」 https://www.maff.go.jp/pps/j/introduction/import/ifuyou/index.html (2026年8月26日確認)
- Amazon.co.jp商品ページ(ASIN: B007RVTOGG, B078K7TZ3B, B0CNX7T7VP, B078752H78, B003ZSD17S、いずれもブラウザで商品名・価格・在庫表示を直接確認) (2026年8月26日確認)

