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「ソウルから済州島や釜山まで、飛行機のほうが早そうだけど、日本人でも国内線って予約できるの?」——KTXや高速バスの情報はよく見かける一方、韓国の国内線予約については「韓国の電話番号が要るらしい」「カードが通らないと聞いた」など、不安な噂だけが先に耳に入ってくる人も多いはずです。この記事では、大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空などの公式情報をもとに、外国人が韓国の国内線をどこで予約できるか、何につまずきやすいかを整理しました。
韓国の国内線は、항공사(航空会社)の公式サイトからも予約できますが、韓国の電話番号や国内発行カードが無いと途中で止まってしまうことがあります。そのときの逃げ道になるのが、Trip.comのような海外系OTA(旅行予約サイト)です。日本語表示のまま検索でき、金浦(GMP)-済州(CJU)間の主要な国内線をカバーしていることを編集部で確認しました(2026年9月12日確認)。また、大韓航空とアシアナ航空は2026年12月17日に「統合大韓航空」として発足する予定で、エアプサン・エアソウル・ジンエアーも2027年3月17日に統合ジンエアーへ合流する計画が報じられています。今はまだどちらも旧ブランドのまま運航中ですが、これから予約する人は頭の片隅に置いておいたほうがよさそうです。
結論から——番号もカードも無くても予約はできる
先に結論部分を少しだけ掘り下げます。韓国の国内線予約でつまずく理由は、だいたい次の3パターンに集約されます。ひとつは航空会社の公式サイトが韓国語中心の作りになっていて、外国発行のカードの請求先住所(英語表記)を求められて止まってしまうケース。もうひとつは、会員登録の段階で韓国の携帯電話番号によるSMS認証を求められるケース。そして最後が、パスポート表記のローマ字氏名と、予約画面に入力した氏名の形式が一致していなくて弾かれるケースです。
逆に言えば、この3つさえクリアできれば、公式サイトでの予約は難しくありません。実際、公式サイトで決済まで進める人も多くいます。ただ「試したけど途中で止まった」という人のために、この記事では公式サイトのルートと、海外OTA経由のルートの両方を紹介します。釜山方面はKTXという選択肢もあるので、飛行機とどちらが自分の旅程に合うかはソウル-釜山のKTX移動についての記事もあわせて読んでおくと判断しやすいはずです。
大韓航空・アシアナ航空は公式サイトで国内線を買えるか
まずレガシーキャリア(いわゆるフルサービス航空会社)の2社です。大韓航空とアシアナ航空は、どちらも金浦-済州、金浦-釜山などの主要国内線を運航しています。大韓航空は多言語対応のサイトを持っており、国内線を含めた予約フローが用意されています。今回の調査では、大韓航空の海外決済に関する案内ページに接続できず、海外発行カードの可否を原典で確認しきることはできませんでした。予約前に、実際に使うカードで決済まで進めるかどうかは、公式サイト上で確認してください。
アシアナ航空についても同様に、公式サイトから国内線の検索・予約が可能です。ただしアシアナ航空は後述するとおり、2026年12月17日から大韓航空への統合が始まる予定になっています。今このタイミングで予約する分には通常どおり利用できますが、統合の時期をまたぐ日程で予約する場合は、便名や運航体制が変わる可能性があることを念頭に置いておくと安心です。どちらの航空会社も、外国籍の搭乗者はパスポート表記のローマ字氏名で予約する必要がある点は共通しています。
海外発行カードでの決済可否は、航空会社・カード会社の組み合わせによって結果が変わることがあります。「使えなかった」という報告がある一方、問題なく決済できたという声もあるため、本記事では一律に「使えない」とは断定しません。旅行の予定が近いなら、早めに一度、実際の予約画面まで進めて試しておくことをおすすめします。
チェジュ航空・ティーウェイ航空・ジンエアーは公式サイトで買えるか
LCC(低コスト航空会社)側も見ておきます。チェジュ航空・ティーウェイ航空・ジンエアーは、いずれも金浦-済州を中心に国内線の便数が多い会社です。チェジュ航空については、予約の入力段階でパスポート番号までは必須ではなく、オンラインチェックインの段階でパスポート情報を求められる、という説明が複数のFAQで見られました。ただしこれは航空会社の公式ページそのものを一次情報として確認できたわけではないため、実際の画面の案内に従うのが確実です。
LCC各社に共通する注意点として、預け荷物・座席指定が国内線でも有料オプションになっていることが多い点があります。荷物を預けるかどうか、座席をどこまで自分で選ぶかによって最終的な支払い額が変わるので、予約の最終画面で合計金額を確認してから決済するくせをつけておくと安心です。LCCの手荷物ルールについては韓国LCCの手荷物ルールについての記事、座席指定の考え方は韓国LCCの座席指定についての記事で詳しく整理しているので、公式サイトで予約する前に目を通しておくと迷いにくいはずです。
アシアナ航空は2026年12月17日から統合大韓航空へ
ここからは、予約する前に知っておきたい業界再編の話です。大韓航空とアシアナ航空は合併契約を締結し、2026年12月17日に「統合大韓航空」が発足する予定であることを、大韓航空の公式ニュースルームで確認しました(2026年9月12日確認)。この発表自体は2026年5月13日付のものです。つまり今日(2026年9月12日)の時点では、アシアナ航空はまだアシアナ航空として独立に運航・予約を受け付けている段階になります。
注意したいのは、「統合大韓航空」の発足日=すべてのシステムが一本化される日、とは限らないという点です。報道の中には、法的な合併手続き自体はすでに完了しているものの、予約システムや現場運用まで含めた実質的な統合は2027年ごろになるとの見方を伝えるものもありました。つまり2026年12月17日以降も、しばらくはアシアナ航空の便名・予約導線が残る可能性があります。正確な移行スケジュールは、旅行の時期が近づいたら大韓航空・アシアナ航空それぞれの公式サイトで確認するのがいちばん確実です。
統合のタイミングをまたぐ日程で国内線を予約する場合、便名や運航会社の表示が予約時と搭乗時で変わっている可能性があります。搭乗が近づいたら、予約したメールや航空会社アプリで最新の便情報を再確認してください。
エアプサン・エアソウル・ジンエアーも2027年3月に統合予定
LCC側でも同じような再編が進んでいます。韓進グループ系のエアプサン・エアソウル・ジンエアーは合併契約を締結し、存続会社をジンエアーとして「統合ジンエアー」を発足させる計画があると、韓国の旅行専門メディアなどが報じています。報道によれば、発足予定日は2027年3月17日で、エアプサン・エアソウルのブランドはこの統合にあわせてなくなる見込みです。統合後はティーウェイ航空・チェジュ航空を抜いて、韓国国内で最大規模のLCCになるとも報じられています。
今日(2026年9月12日)の時点では、エアプサン・エアソウル・ジンエアーはいずれも現行ブランドのまま個別に運航・予約を受け付けています。済州便・釜山便を使う予定の人が今すぐ気にする必要はありませんが、統合の完了はまだ先の話であり、終了したブランドではないという点は誤解しないでおきたいところです。逆に言えば、2027年春以降に旅行を計画している人は、予約の時点でエアプサン・エアソウルの名前が残っているかどうかを見て、状況を判断するとよさそうです。
予約でつまずきやすい3つのポイントと、値段の考え方
ここまでの内容を踏まえて、実際に予約画面で起きやすいつまずきを整理します。ひとつめは氏名表記です。パスポートに印字されたローマ字氏名と、予約画面に入力する氏名の形式が違うと、搭乗券の氏名と身分証の氏名が一致しないとみなされ、出発ロビーや保安検査を通れないことがあります。予約時は必ずパスポート表記のとおりに入力してください。ふたつめは決済です。海外発行のカードは、英語表記の請求先住所が登録されていないことが原因で決済エラーになるケースがあると一般に説明されています。カード会社の設定次第で結果が変わるため、事前に住所情報を英語で登録できるか確認しておくと安心です。
みっつめは会員登録・電話番号の壁です。サイトによっては韓国の携帯電話番号でのSMS認証を求められ、日本の電話番号だけでは会員登録が進まないことがあります。値段については、韓国の国内線も国際線と同じく変動制の運賃です。「いつ予約すれば必ず安い」という断定はできませんが、出発日が近づくほど選べる便・席数が減っていく傾向は一般的な航空券と変わりません。旅程が決まったら早めに一度、金額の目安だけでも確認しておくと、直前に慌てずに済むはずです。
韓国の番号も国内カードも無いとき、どこで予約するか

公式サイトでの予約が3つの壁のどれかで止まってしまったときの逃げ道が、Trip.comのような海外系のOTA(旅行予約サイト)です。2026年9月12日時点では、Trip.comの日本語サイトから金浦(GMP)-済州(CJU)間の国内線を検索でき、ティーウェイ航空・イースター航空・チェジュ航空・エアプサン・ジンエアー・エアソウル・大韓航空・アシアナ航空といった、この区間を運航する主要な航空会社が表示されました(2026年9月12日確認)。24以上の言語に対応しているサイトなので、日本語表示のまま検索から比較まで進められます。
海外系OTAのメリットは、韓国の電話番号を持っていなくても、また海外発行のカードに慣れている作りになっている点です。一方で、公式サイトの直接予約に比べて手数料の扱いが違うことがあるため、表示価格が「本当に最終的に支払う金額」かどうかは、決済直前の確認画面でチェックする習慣をつけておくと安心です。航空会社の公式サイトとOTA、両方の画面を一度開いてみて、自分のカード・電話番号でスムーズに進むほうを選ぶのが現実的な進め方だと言えます。
パスポート原本と搭乗手続き——空港での動きは専用記事へ
予約が取れたあと、空港でつまずかないために触れておきたいのが搭乗手続きです。韓国の国内線であっても、外国籍の搭乗者はパスポート(原本)の携行が必須とされています。これはエアソウル・アシアナ航空それぞれの公式サイトの告知でも案内されている内容で、搭乗券に印字される氏名と、パスポートなど身分証の氏名表記が一致しない場合、出発ロビーへの入場や保安検査を通過できないことがある、とされています(2026年9月12日確認)。コピーではなく原本を持って空港へ向かってください。
国内線のチェックイン締切や、金浦空港での具体的な移動動線(国際線ターミナルとは別の建物であること、何分前に着けば安全かなど)は、この記事では扱いきれない分量になるため、専用の記事に譲ります。金浦空港の国内線ターミナル・搭乗手続きについての記事で、外国人の本人確認書類やチェックイン締切の目安まで整理しているので、予約が済んだらあわせて読んでおくと当日迷いにくいはずです。済州空港到着後の動き方は済州空港から市内へのアクセス記事、済州空港のターミナル内の様子は済州空港ターミナルガイドの記事、釜山方面は金海空港から釜山市内へのアクセス記事で整理しています。
予約ができたら、済州の宿も一緒に決めておく
国内線の予約にひと区切りついたら、次に決めておきたいのが宿です。特に済州島は空港から市内・観光エリアまで距離があるため、宿の場所によって到着後の移動時間がかなり変わります。国内線とあわせて日程を組んでいるなら、航空券の予約画面を閉じる前に宿の空き状況もざっと見ておくと、後から「思ったより空港から遠かった」と気づいて慌てずに済むはずです。済州島が初めての人は済州島はじめての旅ガイド記事もあわせて読んでおくと、エリア選びの見当がつけやすくなります。
済州島のホテルをTrip.comで探す日程と人数を入れて空室を比較
Trip.comは日本語表示のまま国内線とホテルの両方を検索できるため、航空券を海外OTA経由で取った人は、そのまま宿の候補も同じ画面感覚で見比べられるのがメリットです。もちろん航空券は公式サイトで直接取った、という人がホテルだけをTrip.comで探すという使い方でもかまいません。空港からの距離感がつかみにくい人は、前述の済州空港アクセス記事とあわせてエリアを決めると失敗しにくいはずです。
よくある質問
まとめ——結局どこで予約すればいいか
韓国の国内線は、大韓航空・アシアナ航空・チェジュ航空・ティーウェイ航空・ジンエアーなど各社の公式サイトから直接予約できます。ただし外国籍の搭乗者は、氏名表記・海外カードの決済・会員登録の電話番号という3つの壁でつまずくことがあります。公式サイトでうまく進まないときは、Trip.comのような日本語表示に対応した海外系OTAが逃げ道になり、金浦-済州間の主要な国内線をカバーしていることを編集部で確認しました。
- 公式サイトでの予約は可能。ただし氏名表記・海外カード・電話番号の3つの壁に注意
- 止まってしまったら、Trip.comなど海外系OTA(日本語表示・言語の壁が少ない)が代替ルート
- アシアナ航空は2026年12月17日から統合大韓航空へ(現時点ではまだアシアナ航空として運航中)
- エアプサン・エアソウル・ジンエアーは2027年3月17日に統合ジンエアーへ(現時点ではまだ各ブランドで運航中)
- 外国籍の搭乗者はパスポート(原本)が必須。空港での具体的な手続きは専用記事で確認を
航空会社の再編スケジュールは今後も変更される可能性があります。予約の直前には、この記事の内容だけで判断せず、各航空会社の公式サイトで最新の運航状況を確認してください。国内線が取れたら、次は宿と当日の空港内での動き方を固めておくと、渡韓の準備がぐっと楽になるはずです。
参考・出典
- 大韓航空ニュースルーム「대한항공, 아시아나항공 합병계약 체결… 2026년 12월 17일 ‘통합 대한항공’ 출범」 https://news.koreanair.com/%EB%8C%80%ED%95%9C%ED%95%AD%EA%B3%B5-%EC%95%84%EC%8B%9C%EC%95%84%EB%82%98%ED%95%AD%EA%B3%B5-%ED%95%A9%EB%B3%91%EA%B3%84%EC%95%BD-%EC%B2%B4%EA%B2%B0-2026%EB%85%84-12%EC%9B%94-17%EC%9D%BC/ (2026年9月12日確認)
- 여행신문「한진 LCC 3사 통합 진에어로…에어부산·에어서울 사라진다」 https://www.traveltimes.co.kr/news/articleView.html?idxno=500257 (2026年9月12日確認)
- エアソウル公式サイト通知「[공지] 국내선 신분증 미소지 시 탑승 제한 안내」 https://flyairseoul.com/CW/ko/noticeContent.do?seq=5726&pageNo=1 (2026年9月12日確認)
- アシアナ航空公式サイト通知「국내선 항공기 탑승 시 유효 신분증의 종류 변경 안내」 https://m.flyasiana.com/C/KR/KO/customer/notice/detail?id=CM202201250001563139 (2026年9月12日確認)
- Trip.com 金浦-済州間フライト検索ページ https://jp.trip.com/flights/airport-gmp-city-cju/ (2026年9月12日確認)

